「思い入れのある特別な音楽でバレエを踊れたらステキだなぁ」と思うことはありませんか。
これまでに個人レッスンでのしばしばあるケースでは
「私にとっての大切な音楽なんですが、バレエ用音楽ではないのですけど、バレエにできますか?」
このようなご相談をいただき、振付を作らせていただいたことが度々あります。
用途の例
- 大人バレエの発表会で踊りたい
- 思い出を作りたい
- 動画を投稿したい
- ステージの演目にしたい
など
いろんなご状況から、ご要望をいただいてきました。
近年はコロナ禍の影響もあり、発表会の形式が変わってしまったり、ソロで踊れるレパートリーを持っておきたいという方もいらっしゃいます。
また、大人バレエの楽しみ方として「発表会には出ない。」というスタイルで、バレエを続けておられる方もいらっしゃいます。リハーサルの回数や発表会というものがご自身のライフスタイルに合わないため、発表会には興味がなくても、自分らしいバレエの取り組み方ができれば一番いいという生徒さんも実は多くいらっしゃいます。
バレエのあり方が多様になってきたことで、選択肢が増えています。
そうした流れで、ご自分にとっての特別な作品を踊るというのは、作品への愛着も深まり、表現したいことを好きに取り入れたり、衣装を自由に決めたり、あらゆる楽しみ方が生まれていきます。
バレエが好きなのに、なかなか居場所が見つけられなかったという方も、パーソナルの作品を取り組むことでバレエに触れている安心感を得られている、好きなことをやれている自分にほっとする、というような形も私の生徒さんにはよくあるケースです。
バレエの向き合い方の正解は、何か一つの絶対的なものではありません。
あなたにとって、しっくりくる向き合い方が大切です。
私の創作テイストは、Art & Ballet のような画家とのコラボのようなものもありますが、他にパーソナルで創作した曲にはクラシック以外にBGMサウンド、ゲーム音楽、合唱団の歌、フィギュアスケートで使われた音楽 などもあります。
創作していく中で、まずご要望をいただいた踊り手さんの希望のイメージをヒアリングします。
また、バレエや踊りのレベルもレッスンで確認しながら、テクニックの範囲も検討させていただきます。
そして、おおまかなプロットを起こし、構成の流れを作り、作品のテーマと雰囲気をご提案しながら、すり合わせていきます。
振付の中身はお任せしていただくのですが、踊ってみてリクエストが出てきたり、踊りを練習していきながら調整したりすることで、踊り手さんが自然体で踊れるようにサポートをしていきます。
ヒアリングとすり合わせしながらのレッスン、次に振付を完成させるまでに数回の振り入れのレッスン、ご自身で覚えて踊っていけるようにするレッスン、ということで本格的な作品では個人レッスンの10回コースで行っていくのがメインになっています。
短い練習曲くらいのアンシェヌマンでしたら、短期でできることもあります。
これまでのリクエストくださった生徒さん方は、さまざまな特別な思い出とともに音楽を持ち込んでくださり、踊ったりコミュニケーションしたりしながら作品を育てていくというプロセスを愛を込めてしてくださった方々ばかりでした。
なにより振付のご依頼をいただけるということが私にはとても光栄で幸せなことですので、どんなに短い曲であったり、どんなステージなのかも、思い出づくりのためであっても、とにかく大小は関係なく、たった一人のそのお方のために踊りを作るということをしております。
中には個人的なケースが多いので私からはブログではあまり作品をご紹介して来れなかったのですが、個人レッスンはその方の人生と深い関わりがあるものなので、実にほっこりと心温まる瞬間が詰まったクリエーション時間を皆さんと過ごさせていただいております。
私は大好きな音楽に出会ってしまうと、ついバレエにするならどんな踊りかなぁと考えてしまいたくなります。
たとえご自分では組み合わせを考えられないような踊りでも、私の方で振付をまとめて、踊り手さんの心と体に授けることで、特別な作品の存在がこの世に生まれます。
幸せなことです。
もし、あなたにとっての特別な思い出の音楽、または、特別なテーマ などを踊ってみたいという方は、LINE @でご相談くださいね。