2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
バレエとカルチャーのお話✨ 「バレエ・リュス」というバレエブームが1909年〜パリで起きていました。 まだロシアバレエの質の高さを世界に知られていなかったころ、 パリにバレエ団がやってきました! その名もフランス語風に読んで、バレエ・リュス。 (ロ…
マイヤ・プリセツカヤさんは何人もの大きなハイブランドのデザイナーと交流がありましたが、その中にガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)もいました。 1961年10月にパリ公演で白鳥の湖を披露しに行ったときのこと。さまざまな人と出会いがあった中で、80…
バレエ用語 アラベスク Arabesque は、唐草模様という意味。 バレエを代表する基本ポーズ。 後ろに関連して《デリエール》derriéreもよく聞く名前ですので、入門者さんも 意味を押さえておくとおすすめです。 arabesque はポーズの形ですが、derriére は足の…
ファッションデザイナーのピエール・カルダンがバレエの衣装を製作していました。 そのきっかけは、マイヤ・プリセツカヤ! 偉大な芸術家同士のビッグなコラボレーション。 マイヤ・プリセツカヤの「アンナ・カレーニナ」「かもめ」「子犬を連れた貴婦人」映…
マイヤ・プリセツカヤさん(1925年〜2015年)のソ連を代表するボリショイバレエのプリマ・バレリーナの人生を紹介します。 https://en.wikipedia.org/wiki/Maya_Plisetskaya 子供時代からソ連政府の圧政でお父様を亡くし、ご自身も成人してから秘密警察に監…
plié 「折りたたむ」の意味。ひざを曲げること。両膝でも、片膝でも行う。 demi plié ドゥミ・プリエ grand plié グラン・プリエ
ベル・エポック時代を感じる文化人の交流では、アンナ・パヴロヴァがどうやらフォルチュニのドレスをきていたそうです!マリアノ・フォルチュニはイタリアのヴェネツィアの芸術家で、絵画、劇場の照明デザイン、シルクのドレスなど多彩の才能をもっていた人…
アンナ・パヴロヴァが来日公演をした1922年、日本ではバレエがまだよく知られていない大正時代でした。 おそらくバレエというものを美しいと感じていたようですが、作品ごとの解釈や見方が判りきれなかったところもあったようです。 日本には劇場で拍手をす…
日本にはいつバレエがやってきたと思いますか? バレエ・リュスと同時代のバレリーナで、1922年の日本にバレエが知られていない頃に来日公演を回ったロシア人ダンサー、アンナ・パヴロワのストーリーをご紹介します。 https://upload.wikimedia.org/wikipedi…
アンナ・パヴロヴァ(パブロワ)さんのことを調べるにあたり、最近手に取ったのがこちら。 アンナ・パヴロヴァ―白鳥よ、永遠に作者:マーゴ フォンテーン文化出版局Amazon 1986年の本で、なんと著者がマーゴ・フォンテーン。イギリスの宝のようなプリマバレリ…
クラブハウスでバレエの歴史をお話する回を7月からひょこっと始めてみました。 お話ししている私としては、もう定着しきっているのでいつからやっていたか分からなくなっているくらいでしたが、さかのぼると7/12のクラブハウスで「バレエ・リュス」のお話を…
バレエの「火の鳥」と全く同じではありませんが、バレエ・リュスが《火の鳥》を創作していたころに参考になっていたのではないかと考えられている『イワン王子と火の鳥と灰色狼の話』という民話があります。 日本でも子ども向け外国民話の中に出版されており…
アンナ・パブロワ(パヴロヴァ)というバレリーナの伝記漫画が大人バレエの方にもおすすめです。 瀕死の白鳥を初めて踊ったバレリーナで、ロシアのバレエを日本で巡業して伝えたり、世界中に旅公演して回っていた精力的なダンサーでした。 ニジンスキーとも…