日常-鑑賞
産後一人で初めてゆっくり美術館へ行った先は、東京南青山の根津美術館。 まだ行ったことのない日本美術の展示に出かけようと思い、「百草蒔絵薬箪笥と飯塚桃葉」を鑑賞しました。 百草蒔絵薬箪笥は、かんたんに言うと江戸時代の大名が使っていた、薬を持ち…
アーツ・アンド・クラフツ展(松本市美術館)の鑑賞記録です。草間彌生さんの展示とともに観てきました。 アーツ・アンド・クラフツ運動とは、英国のウィリアム・モリス(1834年〜1896年、デザイナー、思想家)が提唱したデザイン運動のことで、「失われつつ…
現代の前衛芸術家、草間彌生さんの地元である松本市美術館で「草間彌生 魂のおきどころ」展を鑑賞しました。 同時に企画展アーツアンドクラフツ展も行われており、あわせて観てきました。(こちらについてはまた別の記事で) 「草間彌生 魂のおきどころ」特…
ルーヴル美術館展《愛を描く》国立新美術館にて、先日観てきました。 こちらはポスターになっていた作品 フランソワ・ジェラール 《アモルとプシュケ》、または《アモルの最初のキスを受けるプシュケ》 の実物の絵画(撮影可能コーナー)でした。 予想外に大…
発信や自分のための研究も含めて、本に普段からよく触れていますが、バレエとヨガからは直接関係のない系統の読書の感想をnote(ノート)というウェブサービスで書いています。 Eri|note こちらが私のnoteアカウントです。もしnoteユーザーの方がいたらぜひ…
Art & Ballet にむけて、フェルメール展 の「窓辺で手紙を読む女 」 隠されていた本当の姿というものを、東京都美術館で観てきました。 なんとも疑いもせずこの絵はこういうものなのだと思っていましたが、最近の研究調査で、背後にキューピッドが隠されてい…
ミハイル・フォーキンとベラ・フォーキナによる『シェヘラザード』(1914年) シェヘラザード (リムスキー=コルサコフ) - Wikipedia バレエ・リュスの時代にミハイル・フォーキンが振付した「シェヘラザード」Scheherazade は、現代のバレエ・ガラで経験豊…
英国ロイヤル・オペラ・ハウスでのバレエ鑑賞記4 今回は、バレエ鑑賞(リアム・スカーレット版白鳥の湖)についてです。 ロイヤル・オペラ・ハウスのバックステージツアー、プレ・ステージ・ダイニングを経て、今回の旅の目的であるバレエ公演鑑賞がついに…
英国ロイヤル・オペラ・ハウスでのバレエ鑑賞記3 今回は、プレ・ステージ・ディナー Paul Hamlyn Hall Balconies Restaurantについてです。 ロイヤル・オペラ・ハウスでは、レストランが複数あるのですが、中でもPaul Hamlyn Hall Balconies Restaurant の…
英国ロイヤル・オペラ・ハウスでのバレエ鑑賞記2 今回は、バックステージツアー Backstage Tour についてです。 旅の行程を決めてバレエ鑑賞チケットの予約ができ、公演を見られるという安心感とウキウキに包まれたときでした。 (実際にこのあと見ることに…
昨冬シーズンにイギリス・ロンドンにある、ロイヤル・オペラ・ハウスの劇場でロイヤルバレエ団のバレエ公演を鑑賞して来ました。 今となっては、コロナ禍でなかなか海外に出かけるのも難しくなってしまいましたが、このときはバレエカメラマンの夫といろんな…
今年からコロナ対策として発生した「ソーシャルディスタンス公演」という形式が、バレエや音楽コンサートなどで実施されるようになりました。 私もすでにバレエ公演とピアノコンサートで行く機会がありました。 コロナ禍になるまで想像もしなかった形式です…
ロシアで今とても旬の躍進的な名門バレエ団、ミハイロフスキー劇場バレエの舞台撮影に夫が協力させていただきました!私も一緒に撮影活動のサポートをしています。「原典版パリの炎」「ナチョ・ドゥアト版眠りの森の美女」ともにいずれのキャストも素晴らし…
開幕したての「サラ・ベルナールの世界展」へ横須賀美術館まで来ました。ミュシャが有名になるきっかけとなった彼女。往復5時間、ようやくサラ・ベルナールに出逢うことができたような感動を味わいました。 横須賀美術館は京急本線で「馬堀海岸駅」からバス…
英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズン 2018/19 の新作《ロミオとジュリエット》主演マシュー・ボール&ヤスミン・ナグディのライブビューイングを鑑賞しました! 英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19 ロイヤル・バレエ「ロミオとジ…
マリアノ・フォルチュニ 展にでかけたときのこと。伝説のプリーツドレス『デルフォス』にまつわる話を勉強しに行こうと出かけたところ、それと同じくらいに感動して意外な発見であったのが、劇場の照明デザイナーであったことです。 Teatro delle Feste, la …
100年経っても、ツヤツヤと見たことないシルキーな輝きを放つプリーツのドレス《デルフォス》を生み出したファッションデザイナーであり芸術家のマリアノ・フォルチュニの世界にはまってしまい再訪しました。 【マリアノ・フォルチュニ展】日本でも大ヒット…
昨日のブログに書いた、ロイヤルバレエシネマライブビューイングのトリプルビルの続きです。 トリプルビル『Within the golden hour』に続いて、第2部は『メドゥーサ』シディ・ラルビ・シェルカウイ振付作品でした。シェルカウイはベルギー出身の振付家で、…
ロイヤルバレエの来日公演と同じ頃、映画館でもロイヤルのロンドン公演のシネマライブビューイングが開催されていました(日本は同日上映ではなく後日なので重なっていました)。 今話題の現代振付家たちによる個性豊かなトリプルビル Within the golden hou…
6月に開催された英国ロイヤル・バレエの来日公演でのロイヤル・ガラを鑑賞しました。 第一部 三人姉妹 第二部 ディベルティスマン(眠れる森の美女 ローズアダージオ、マノン、オンディーヌ、ロミオとジュリエットより) 第三部 シンフォニー・イン・C 当初…
6月は英国ロイヤル・バレエ団の来日公演が東京・上野で開催されていました!私は初日のドン・キホーテと、ロイヤル・ガラの初日に観に行きました。 好きなものに出会えて、劇場のバレエで一生にわたる夢が見られるというのは、とても幸せな人生です。 ドン・…
ずっと気になっていた、日本初公開のドガ絵画作品〈リハーサル〉を見に行ってきました!ちょうど、この春にバレエグループレッスンのオリジナル作品で〈ドガ&月の光〉を創作していたところでの来日とあって、なんだか運命を感じてしまった展覧会でした。6…
映画『ジェイン・オースティンの読書会』を最近初めて観ました。 ジェイン・オースティンとは、イギリスの女流作家。その小説が好きな大人たちが、読書会をするというストーリーです。 Jane Austen 映画の存在は前から知っていたのですが、ジェイン・オース…
蘭、またの名をオーキッド。お祝いや鑑賞には胡蝶蘭をプレゼントするイメージがありますが、なかなか身近にふれる機会が少ないので、らん展を観に行ってきました。初めてで、入口のここから圧倒されました。 この光景、私にはたくさんの笑っている顔が並んで…
新・北斎展(六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリー)に先日行ってきました。展示点数は、400点超で、とにかく多いです。しかも小さくて細密な作品が大半なので、ひとつひとつ見るのに時間がかかり、人も多いです…それでもやっぱり観に行った方がいいで…
渋谷Bunkamuraで開催されているロマンティック・ロシア展に行きました。ロシア国立トレチャコフ美術館のギャラリー。ちょうどロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの公演を観に行くときに同じ建物で見られたのでラッキーでした。 あまり下調べなく飛び込…
1月17日(木)はロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーの来日公演「人形の精」と「パキータ」を鑑賞しにオーチャードホールへ出かけました。 かのワガノワの来日公演とあって、バレエ団ではないですが世界最高峰のバレエ学校の生徒を見ようというバレエ通…
先週と今週はドイツから来日中のシュツットガルトバレエ「オネーギン」「白鳥の湖」2作品とも観に行くことができました。貴重な来日公演、しかもオネーギンはディアナ・ヴィシニョーワというビッグゲストが客演という日でした。 ゆっくり感想を書きたいなぁ…