開幕したての「サラ・ベルナールの世界展」へ横須賀美術館まで来ました。ミュシャが有名になるきっかけとなった彼女。往復5時間、ようやくサラ・ベルナールに出逢うことができたような感動を味わいました。
横須賀美術館は京急本線で「馬堀海岸駅」からバスで8分くらい。海の目の前に位置しています!
こんなに素晴らしいロケーションとは知らず、観光ホテルも近くにあり、穏やかながら清々しいエネルギーにあふれていた環境でした。
そして肝心の中身…ミュシャ展以上にサラベルナールという人のそばに立ち会えた手応えがあり、ひときわ感動しました!
この企画展は長期で日本各地を回っており過去の機会を逃していた私は図録を読み込んでいました。(
)(美術手帖サイトより画像借りました)
それが功を奏して「あっ、これが…!」「大きい!」「ドレスだぁ…!」と脳内に記憶していた実物、額装された写真、銀器、杖、香水瓶、冠、宝飾品などに出合えて感無量です。
どうしてパリだけでなく世界を魅了するオーラを解き放つことができたのか。
プルースト、アレクサンドル3世、ココシャネルたちにもインパクトを与えた、たった一人の女性。
《Quand Même》それでもなお、何が何でもやる!銀器にも文字が刻まれていたその精神がひしひしと伝わってきました。
ミュシャのポスターはもちろんですが、ベル・エポックの時代のアール・ヌーヴォー作品に多数触れることができます。 展覧会を企画していらっしゃる方々に感謝いたします。
(撮影可能なパネルのみ撮っています)
今週土曜日の《Lily 〜ミュシャの夢》バレエレッスンに向けて、青い炎の情熱が焚きつけられました!
素晴らしい展覧会なのでぜひゆっくり時間をかけて訪れることをおすすめします。
サラ・ベルナールの世界展
横須賀美術館 2019年11月4日まで