昨冬シーズンにイギリス・ロンドンにある、ロイヤル・オペラ・ハウスの劇場でロイヤルバレエ団のバレエ公演を鑑賞して来ました。
今となっては、コロナ禍でなかなか海外に出かけるのも難しくなってしまいましたが、このときはバレエカメラマンの夫といろんな視点で視察することができ、とても貴重な経験を過ごしました。
「いつか行ってみたい」という憧れをお持ちの方も多いと思います。
私たちの滞在記録を記事を分けて順にご紹介していきます。
①チケット手配、宿泊、飛行機
この記事にて!
②バックステージツアー
blog.coruri.info ③プレ・シアター・ダイニング
blog.coruri.info ④バレエ鑑賞
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今回は、チケットや宿泊手配について。
まず、バレエ の公演チケットはどうやって購入するのか?
私はロイヤル・オペラ・ハウスのチケットを公式サイトで購入しました。
こちらのサイトでは、本場のバレエ公演のチケット購入だけでなく、オンラインのイベントや、公演パンフレットの電子版コンテンツを購入することもできます。
今購入できるものについては、こちらのページから一覧で見ることができます。
公演のスケジュールを見ながら旅程を考えつつ、公演日時が決まったら座席を選んでいきます。
細かくチケット券種があり、値段も幅があります。
1階席や舞台に近いほど価格も上がりますが、高層階もまた群舞や舞台美術全体の様子を見れたり、ロイヤル・オペラ・ハウスならではの建築を高いところから眺めて楽しむことができます。
調べ始めたとき、公演1〜2ヶ月前でしたが、ステージから遠目でリーズナブルなお席は売り切れになっており、良い席の方が残っている状態で、さすが世界中からとても人気のあるバレエ団です。当日は満員でした。
私たちは1階席のおよそ中央ゾーンのOrchestra Stalls を予約しました。この眺めの席です!またあとで書きたいと思いますが、なんと夫がほぼ真ん中の席でした。カメラマン視点にすると完璧なポジション(笑)
チケット代は、一枚£138(日本円で18900円くらい)でした。
ロイヤルバレエ団が来日公演となると、相場では良いお席で20,000〜25,000円というのが近年多く、出張公演となると舞台装置は日本の劇場に合わせて行うことになるので、現地のそのままを再現するのは大変なことです(場合によっては舞台装置を削減するバレエ団もあることでしょう)。
そういった可能性も加味しながら、現地ならではの劇場の箱も楽しむことができてそれなりの価格になると思えば、オタクにとってはお得に感じてしまうものです…(笑)
チケットの決済方法は、クレジットカードか、PayPalです。PayPalは日本だと慣れない人も多いと思いますが、海外では主流の決済方法で、クレジットカードと紐付けたりする口座です。
購入し終えると、メールで通知が届きます。
公演チケットは、E-ticket(イー・チケット)というシステムになります。
メールで送られたチケット内容に、入場のためのQRコードが印刷されています。
携帯で画面を見せるか、自分で紙に印刷をしておくシステムです。
チケット配送のコストがかからず、良いシステムだなぁと感じています。
私たちは、公演当日の鑑賞チケットと、その日の午前に開催されるバックステージツアー(劇場の裏側を見学できる観光向けツアー)にも予約をしました。
また、開演前にロイヤル・オペラ・ハウスの中でいただく「プレ・シアター・ダイニング」というコースディナー料理も頂きました!
こちらは公演チケットを購入しなければ予約できないもので、せっかくのチャンスに一番贅沢なプランを堪能してきました。賛同してくれた夫に感謝!!
なので、まさに「ロイヤルオペラハウスのために滞在した」というロンドンの滞在でした。
詳しい内容は、順にまたあとで書きたいと思います♪
たとえロンドンにはすぐに行けなくとも、「雰囲気を少しでも深く味わいたい」という方には、オンラインの公演パンフレットもおすすめです。
私はシネマ・ライブビューイングで見た作品を何度か購入したことがあります。
その時は、£2.49 日本円で340円くらいと、リーズナブルでした!そうした利用もしてみたい方は、アカウント登録しておくと便利です。
例えば
眠れる森の美女
The Sleeping Beauty Digital Programme — Publications — Royal Opera House
白鳥の湖
Swan Lake (2018) Digital Programme — Publications — Royal Opera House
など、digital programme と検索すると探せます。
さて、話は戻って海外旅行の準備へ。
ロンドンに行くとなると、飛行機と滞在先も気になるところです。
飛行機とホテルはそれぞれ自分で手配しました。
飛行機はJAL便で、実はフランスに寄ってオペラ座を見てから、陸路(ユーロスター)でロンドンに移動しました。
羽田空港→シャルルドゴール空港(フランス・パリ)→パリ北駅→セント・パンクラス駅(イギリス・ロンドン)→羽田空港
そして実はパリ・オペラ座にも寄って来ています!
ホテルはBooking.comなどで探して、こちらに滞在しました。
https://www.ashburn-hotel.co.uk/
途中の移動や滞在したホテルのことなども、また書きたいと思います。
こんな風にしてスタートした旅でしたが、特にロイヤル・オペラ・ハウスは深く印象に残りました。
運よく予約がとれたことで、バックステージツアー、プレ・シアター・ダイニング、バレエ公演鑑賞、と余すところなくフルパッケージで経験できたことが収穫でした。
毎日必ず開催されるものでもないので、ちょうどタイミングに恵まれてラッキーでした。コロナ禍となった今は、もっと貴重な機会となってしまいました。
感動ポイントは、ステージでの作品のみならず、展示物、スタッフのホスピタリティ、レストラン、スーベニアショップまで本当に夢があふれる世界でした。
一言では書ききれませんので、また次回!
続きはこちら♪