ダンスシューズで踊るバレエレッスンでは、バレエ経験がない方も一緒に動けるような振付で、実践的な「振る舞い」をみんなでレッスンしています。
「バレエを習っていても、なんだか自然に動くって難しい!楽しい!」とみなさんがハマってくださいました。未体験の方へ「どんな感じなの?」様子をレポートします。
歩くときにポーズを意識する
バレエの典型的なレッスンとの違いの特徴は、歩くときにポーズを意識する時間が長いことです。
音楽の中でメロディーにあわせてゆったりステージ上に出てくる。そんな動きをダンサーらしくこなしていきます。
足の運びはもちろんのこと、上半身とのポーズのバランスが大事。
そこで、バレエのアームスがいかに自然にできるか?というのがポイントになります。
バレエ未経験の方でも、手の形や上半身は真似しやすいので、一緒に楽しみやすい動きになっています。
鏡を魅力的に見る
鏡をよく見ることがレッスンでは重要になります。
自分のポーズが表現したいようにできているかを確認するために、鏡を見ることがとても大事。
でも「鏡を見るということがまだ慣れていません〜」という初心者さんもいらっしゃいます。
それでも大丈夫!どうやって鏡を見るようにしていくか、見るポイントやコツもお伝えしています。
おそるおそる見る…よりも、「ステキだな♪」という気持ちで見ることが大事です。
あなたが鏡を見る気持ちが、ダンスをみてくれる人の気持ちにも反映します。
まだうまくできないところや下手になってしまうところがあっても、自信をもって堂々と!
このレッスンで鏡を見ることが慣れていくと、典型のバレエレッスンでもスタジオの鏡に慣れやすくなっていくはずです。
演じる気持ちを表に出していく
演じるという気持ちを表に出すのは踊りで何においても大事なことです。
初心者のうちは演じる余裕がなかったり、見よう見まねで追いかけるような状態になるかと思います。
できるだけ「自分の世界」で小さくまとめないで、それをスタジオ中の空気に見えるように表に出していきましょう。
レッスン作品の「ダムール」は情熱的な《タンゴ》という音楽なので、遠慮したり引っ込んでいる必要はまったくありません。
もし仮に踊るというのが生まれて初めてであったとしても、どんどん演じてしまいましょう!
気分は、ニューヨークのブロードウェイのステージ。サングラスを外して、上着をはらっと脱ぎ捨て、さらりとボディラインの色気あるコーディネートを揺らしながらうっとりと踊る。
あるいは、スペインのバルセロナで情熱的なタンゴに合わせて足をしなやかに伸ばしながらリズムに胸高鳴らせていく。
これらは一例ですが、こんなくらいに映画やドラマの主人公になりきるくらいのつもりで気持ちのスイッチを入れ替えてみてほしいのです。
そんなに想像したら恥ずかしくなりそう、と思いましたか?
大丈夫!ダンスというのはやりすぎるほど情熱的になる、という状況は実は難しいことで(テクニック、脚力、体幹などさまざまなバランスが相まって初めて情熱的の度合いが高まります)、初心者ならば正直「やりすぎ」にはそうそうなりません(笑)。
私自身もみなさんの情熱に負けないくらい、毎回心身込めて踊りますので、おしとやかな皆さんのびっくりする迫力に出会えることを願っています!
ぜひみなさんも「えいやっ」と踏み切って飛び込んでみてくださいね。
というわけで、「ダンスシューズで踊るバレエレッスン」で学ぶ上半身の振る舞いのポイントをご紹介しました。
レッスンでもぜひお待ちしております!
鏡をよく見ることがレッスンでは重要になります。
— Ballet Yoga 🎀 ERI 三科絵理 (@mishina_eri) June 10, 2022
おそるおそる見る…よりも、「ステキだな♪」という気持ちで見ることが大事です。あなたが鏡を見る気持ちが、ダンスをみてくれる人の気持ちにも反映します。
まだうまくできないところや下手になってしまうところがあっても、自信をもって堂々と!
6/18(土)ダンスシューズで踊るバレエ 90分 振付ダムールを踊ろう!
8/13(土)ダンスシューズで踊るバレエ 90分 振付ダムールを踊ろう!