バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

Q&A「バレエのシニヨンでピンをとめるコツは?」

こんばんは!春はバレエの発表会が多いようですね。

今週末に発表会があるという方から、ご質問がありました。

とてもしょーもない質問なんですが、シニヨンのコツなんてありますか?Uピンの使い方が苦手なのとシニヨンが頭にそったきれいなおだんごにならなかったり。 あと、前髪が中途半端な長さでいつも苦労します。 Uピンの使い方が下手なんで頭飾りもつけにくいというか……。

ありがとうございます。

シニヨンの作り方が難しくて困っている人は、多いかと思います!

そこで、動画でサクッと紹介しました。

(今週末に間に合わせたかったので、時間の都合もあり、ハードには固めないでやっています。スタイリング剤は、マトメージュを使用)

まずは、ポニーテールを高めに作ります。

基本は、あご・耳の延長に結び目をつくることです。

そして、髪を結び目のゴムに巻きつけ、できるだけ平べったく広げていきます。

動画でもやっていますが、ピンをさすまえに、親指をネットの下に入れて髪の束を薄く広げましょう!

そして、Uピンをさすときは、ひっかけることです。

Uピンの先端の片方をネットにひっかけたら、反対の先端を刺す前に、くるんと向きを変えて、斜めにさしこんでいきます。

結び目の中心に向かってさしたくなりやすいのですが、それでもとまればいいのですが…

私は髪の量が多いので、回転すると抜けてしまいます。

なので、斜めにひっかけてさしこんで安定させています。

もし、毛量が多くてどうしても崩れてしまう場合、Uピンとアメリカピンを合わせて使うのも裏技です。

32回転フェッテなどでは、遠心力で髪がゆるんでしまうので、実は私の場合アメリカピンを多くしてさしています。

どちらにしても、ピンをさすまえに、平べったく広げておくことが大切です。

髪飾りをつけると、こうなります。

スタイリング剤も、髪質によって合うものが違います。

マトメージュは、固めずにまとまりやすくなるので、髪が硬い人はおさえやすくなります。

ハードジェルでカチカチにした方が合う人もいます。

ハードのヘアスプレーも持っておくことをオススメします。

チャコットのジェルは、固まらないタイプで、形を直しやすいです。また、光沢の艶が出やすいです。

http://shop.chacott.co.jp/sp/product/detail503640-1390-58_070.php

特に前髪は、髪質に合うスタイリング剤を見つけるのが重要。

サラッサラで硬めの髪質の方は、櫛を何度も入れて毛の流れになじませましょう!

ハードジェルでカチカチに固めてしまったあとに、直したくなったら、水に濡らすと溶けて形を直しやすくなります。

固めたあとに前髪が落ちてきたら、濡らして櫛を入れ直してあげるのもいいです。

ものすごくサラサラでまとめにくい人は、前日にリンスなどをしないのも裏技です。お子さんなども。

髪質はそれぞれなので、本番前は忙しいかと思いますが、当日慌てないためにも道具は揃えておきましょう。

  • ブラシ
  • くし
  • Uピン
  • アメリカピン
  • ネット
  • スタイリング剤
  • 小さめの水を入れるスプレー(ハードジェルを溶かすのにスプレーすると便利)

レッスンでも、シニヨンにすると、首筋がすっきりして姿勢が整いやすくなりますよ。

さぁ、本番をむかえるみなさん、頑張ってくださいね〜!