今日過ごしている日常は、当たり前のように存在していても、5年後だとどうでしょう?
きっと、変わらないものもあれば、変わるものもある。
そして、今だと鮮明に覚えていることが、年月を経て忘れてしまうこともあるかもしれない。
あとで振り返って、よかったなと感じられる思い出は書き留めておきたい。
ささいなつまらないことでも、あとで自分を支える力になるかもしれない。
そういう思いを昔から感じているので、時折いろんなノートに書き綴ることはあったのですが、ふらりと導かれるように、5年日記に巡り会いました。
年月の力って偉大です。
わたしたちは、一日の力がどれだけのものか、どれだけの成果を出せるのかを想像しながら生きるところがあると思います。
わかりやすいのは、テスト勉強でしょうか。テスト当日まで、あと3日だとしたら… 今日はここまで終わらせようと計画したり。きっと、5時間使えるからこれだけできるだろう、とかね。
でも、計画よりも実際に多く進んだり、反対にうまく進まないこともあります。
過度に期待してしまうことってありますよね。
すると「今日はこれだけしかできなかったな」とがっくりしてしまうこともあるでしょう。
でも年月の力というのは、日々のゆらぎをおさめながら、確実に自分を押し上げてくれるものです。
私のレッスンの生徒さんには、大人から始めたバレエ歴が30年という方もいらっしゃいます。
始めるときに「30年続けるぞ!」と思っていらしたかはわかりません。
でも、ひとつのことを30年続けるということに、年月の力を感じますよね。
今年は特に私にとって特別な出会いもいくつかあったので、ますます未来をあたたかく迎えようという気持ちもあります。
目に見えない特別な波がきているときは、直感を研ぎ澄ませて行動を選ぶ。
みなさんなら、何をしたいですか?