今年の10月3日(土)と4日(日)に開催する、京都東福寺塔頭勝林寺での坐禅とヨガのコラボワークショップ。 8月1日より参加者募集開始です。
昨年は多くの方にご参加いただき、なんと関東から日帰りで京都にきてくださった方もいました。
坐禅は、もともと仏教に由来していますが、日本で独特の世界観へと確立された世界。
仏教もヨガも生まれは同じインドの土地。だから基本的な考え方のなかで、似ている部分もあります。
たとえば、「知足」という言葉。
こちらは仏教用語でもあり、また、ヨガ哲学でも用いられるキーワードです。
知足とは、足るを知る、満たされていることに気づくこと。
無いものばかりを考えていたら、「無い」ことしか見えてこないものですが、満たされている・満足していることに気づくようになると、「有る」「満たされている」ことに目が向くようになっていく。
足るを知ることは、認める・肯定する・受け入れることにもつながっていき、日々の満足感・幸福感・心の安定感などにも通じていくことでしょう。
読書もしています。
これまで読んだ関連書籍は・・・
坐禅から禅の言葉に出会い、ヨガ哲学とのつながりを感じたり、「茶の本」などから日本人の美意識や芸術などに対する志に気づいたり。
学ぶことは、インスピレーションに満ちていて、学びを実践していくことでクリエイティブになっていく。
日常生活すべてが修行であり、学びの場であると思うことで、何気ない毎日が意志次第で心豊かな時間へと変わっていきます。
坐禅から禅の世界に関心を持ち、そこから抹茶を点てることにも関心がむくように。
自宅で初心者ながら抹茶のお薄を点てたりしていますが、心がやはり落ち着きますし、一連の動作の意味を体と心で感じます。
坐禅とのコラボワークショップのおかげで、禅の世界観・お茶・日本人の美意識などといった深みに、さらに引き寄せられそうです。