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バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

永遠のバレリーナであり愛の女性。オードリー・ヘップバーンから学びたいこと。

この世で一番素敵なことは、笑うことだと、心の底から思います。(Audrey Hepburn)

オードリー・ヘップバーンは、バレエの経験に裏打ちされた美しさと、聡明な知性が感じられて、個人的に好きな女性です。私のレッスンでも、よく例えに「ローマの休日」の姿をみなさんにお話ししています。

先日、彼女の生い立ちを読んでいたら、新しい発見があり勇気をもらいました。

逆境に負けない強い精神力

華々しい活躍の印象が強いオードリー・ヘップバーンは、1929年のベルギー生まれ。

ちょうどヨーロッパでは世界恐慌が起きた年で、幼いうちから両親は別居しており、9歳のときに離婚していたそう。

愛の人と称される女性ですが、彼女自身の人生は厳しいものだったのですね。

10歳のとき第二次大戦が勃発し、当時住んでいたロンドンからオランダへ母と移住し、厳しく育てられ、波乱万丈の子ども時代を過ごしていた女性です。

オードリーは、21歳までバレリーナを目指していましたが、生活費を稼ぐために断念して舞台の世界へ入っていきました。でも、はじめは全く売れなかったのです。

子どもの頃の生い立ちを知るだけでも、彼女のきらびやかな姿とは想像もつかない過去ですよね。

それでも、オードリーはバレエのことが本当に大好きだったようです。

バレエを断念した理由に、身長が高すぎて一緒に踊れるパートナーがいなかったこともひとつあるようです。

でも、もしも戦争・世界恐慌で情勢の荒れていた時代ではなく、もっと平和に暮らせる時代に生まれていたら、名バレリーナになっていたのではなかろうかとも思ってしまいます。

それでも、自分の人生を輝かせることを諦めなかったオードリーは、舞台と映画の世界で自分の道を切り拓くことができた。それは、まぎれもない強い精神力の賜物ですよね。

ゆらぎやすい自信を守り抜くために

優雅で堂々としたプリンセスの役柄が似合うオードリー・ヘップバーンは、きっと自信に満ち溢れていた女性なんだろうと思ってしまいますが、実際はそうではなかったようです。

「私が懸命に努力して準備につとめるのは、自分がまだその役を演じる用意ができていないのではないかという不安の表れなのです」
本『AUDREY'S WORDS 愛される人になるための77の言葉』より(以下同様)

若い頃の作品撮影前は、練習しすぎて周りに心配されるほど、準備をしていました。

「映画を一本撮り終えるたびに、自信がふくれあがったり、しぼんだりしました。」

成功していたように見えて、陰では重圧のプレッシャーや、不安との葛藤があったようです。

オードリー・ヘップバーンの美意識

自信が出てきたり、なくしてしまったり、その繰り返しだったというオードリーは、どのようにして自分自身に打ち勝っていったのでしょうか。

「ダンサーは自分の姿勢が優雅でないときは、すぐにそれに気づくように訓練されているんです。」

この言葉は、バレリーナであればみなが共感することでしょう。

レッスン以外の日常生活でも、自分を客観的に見つめて、成長へとつなげていたのです。

中でも、個人的に納得したのは、目元の魅せ方のこと。

バレリーナは全身のスタイルがどう見えるかをかなり気にしているものですが、オードリーは非の打ち所がない美しさだなと私は思っていました。

でも、あの世界中から愛された、オードリー・ヘップバーンでも、コンプレックスがあったのだそうです。

彼女にコンプレックスがあるのならば、やはりみんな自分のことはコンプレックスに見えてしまうものなのでしょうね。

オードリーが活躍していた時代に、世界中に愛された女性スターがいました。

グラマラスで魅了した、マリリン・モンローです。

マリリン・モンローのような豊満でメリハリあるスタイルと違って、オードリー・ヘップバーンは自分の高身長、生まれつきの病気がちで瘦せ型の体型と、高い鼻も気に入っていなかったのだそう。

それでも、コンプレックス・欠点から逃げないのがバレリーナらしいところで、少しでも美しく魅せるための試行錯誤を重ね、目元のアイメイクを引き立たせるように工夫していました。

誰もがオードリーを見た瞬間に、大きくて愛しい瞳に惹きつけられます。

そうすることで、コンプレックスである部分を目立たせなくしていたのです。

そのために、メイクアップアーティストなどのスタッフは、自分がこだわるポイントを理解して実現させてくれる人と仕事をしていたんだそうです。

だから、世界一美しい目の持ち主ですねと言われるたび、「いえ、世界一美しいアイメイクです」と言っていたんだとか。

生まれつきの才能と体型と美貌の持ち主に見えるようなオードリー・ヘップバーンも、こんな風に努力していたことを知ると、なんだか勇気づけられませんか。

どんな逆境でも、批評を浴びても、自分を見失わずに、自分自身を輝かせることを守り抜いていたのです。

現実に負けないで、周りの人への感謝と愛情を忘れずに、自分自身を高め続けた女性。

ますます、オードリー・ヘップバーンの生き方に関心を持ちました。

オードリーに関する本はたくさんありますが、こちらは特に素敵な言葉がいっぱいありましたので、またいつか紹介しますね。

AUDREY'S WORDS愛される人になるための77の言葉 (美人時間ブック)