バレエシューズで踊れるバリエーション例を紹介する「大人のためのバレエシューズで踊るバリエーションシリーズ」今日はライモンダのピチカートです!
これは、2月のグループレッスンで行った実際の振付です。(個人レッスン、グループレッスンで行ったサンプル例を取り上げています)
先日のレッスンでも、はじめのパートの第2アラベスクにピケで立ってからプリエするところで苦戦してしまう人が多数。そして、そのあとにジュッテをして第3アラベスクにピケをします。
このあたりの足さばきは、分解するとシンプルなのですが、音に合わせてみると、地味に難しい箇所です。
ピケ・ターンは半回転。プレパレーションをしながら、右斜め後ろ方向に向きやすくしておくのがポイントです。そこからアラベスクでソテしながら自転する箇所は、回転の角度が足りない人が多数でした。つま先を重心の起点にして、かかとを回りたい方向へずらしていきます。体幹やアラベスクを保つ脚力をつけていきます。
また、パドシュヴァルもポイント。さりげない小さなつま先の動きに見えて、実は跳びながら軸足のプリエを保たなければなりませんし、膝も軽く曲げてすぐに伸ばす早いリズム感が求められます。
最後にバトマンで下がるところは、しっかりとつま先を伸ばし、落ち着いてポールドブラを見せるようにします。
パドゥシャをして、フィニッシュ!アロンジェの形をしっかりと見せましょう。
ライモンダのレポート記事も参考にしてみてくださいね。
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