バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

バレエ個人レッスンは、ヘアメイクもバレリーナらしく。

バレエのプライベートレッスンコースでは、みなさんの踊りたい演目に合わせて、練習をするほか、ヘアスタイルも体験していただいています。

先日の受講生さんの様子からピックアップ!

まずは、シニヨン(お団子ヘア)のスタイルから作ります。

こちらの受講生さんは、綺麗な髪で長さもあり、エレガントで華やかなシニヨンに仕上がりました。

なんて美しい!!

ふだんは、どんな風に髪をまとめているんですか?とお聞きすると、シニヨンは難しくて、ポニーテールで結んでから、三つ編みにしてまとめたり…とのことでした。

まるで楽屋のバレリーナのように、凛とした後ろ姿になります。

そこから、バレエのティアラをつけていただきました。

こちらも、とても可愛らしくてお似合い!

たくさんの受講生さんにティアラを付けていただいていますが、ほぼ100%みなさんの姿勢が上がります(笑)。

鏡を見ればきらびやかなティアラが付けられているので、自然に目線が上がります。

また、「こんなに綺麗なスタイルにしていては、変な格好はできない〜!」という美意識が湧くので、猫背にもできなくなります(笑)。

そして、客観的に拝見していて一番いいなと思うのは、積極的な自分になれることです。

「私はいつも後ろで控えめにしてるから…」と引っ込み思案な人でも、個人レッスンなので引っ込む場所もありませんし、自分がやらねば!という決意でいらしています。それでも緊張したり、心配になってしまうことはありますが、「いつもと違うバレエの私になる」という自覚が目覚めるかのように、みなさん変身していかれるんです。まさに、殻が破れるような感じ。

(白鳥の羽も体験!スワンらしい、可憐でピュアな気持ちを掻き立てられます。)

バレエは、「バレエの顔」ができる人が上手になります。

バレエの顔とは、バレエを上手に踊れそうな表情を表現することです。頭の姿勢、目線の付け方、鼻先の角度、柔らかい表情筋…それを総合して作り上げるものですが、何より効くのは、自信です。

上手になってから、バレエを踊れそうな表情をするのでは遅い。

今日この瞬間から、凛としなやかに踊れるバレリーナの顔を自分の意識でつくれる人が、上達していきます。

(幸せな曲を怖い顔で踊っていたら、例え技術は上手でも、心は感動しないものです)

まだ初級だからといっても、関係ありません。

今日から、バレエを上手に踊りこなす表情をしていいのです。

バレエを誇らしげに魅せる気持ちになっていいのです。

バレエが大好きという情熱を、堂々と表現する「私」になっていいのです。

ヘアメイクをしていると、それだけで、みなさんの心のブロックが外れていき、「私もこういう姿でバレエができるんだ」という気持ちから、上達が早まっていきます。

上達は、「正しい踊り方の知識」×「気持ち」のかけ算です。

「本気で、バレエを美しく踊るのだ。」という気持ちが、みなさんの踊りを別人かのようなオーラで磨き上げていくのです。

そういう変化を見つめているだけで、私もバレエ大好き人間なので、共感し、嬉しくなります。

個人レッスンが最近また急増していますので、私もワクワクしながら、みなさんのお手伝いをさせていただきます。