私の夫は、バレエの舞台写真撮影家として活動しています。コツコツと年々積み重ねてきましたが、最近では海外バレエ団の来日公演のパンフレットでもよく使用していただいています。
そして、光藍社様の2018年カレンダーに掲載していただきました。美しいバレリーナ・ダンサーの姿をおさめた作品が素敵なカレンダーになって、感無量です。撮影した瞬間を私も隣で見ておりましたので、ダンサーの生の演技も鮮明に呼び起こされます。
オレシア・シャイターノワさん&ニキータ・スハルコフさん 「サタネラ」
アンナ・ムロムツェワさん&オレク・リガイさん「くるみ割り人形」
私は光藍社様の海外バレエ団を招聘する来日公演(旧レニングラードなども)は子供の頃から鑑賞していましたので、感動を言葉にしきれません。
舞台撮影はこうした機材で行います。機材のほとんどが鉄の塊のようで、重たいです。レンズも本体も大きいので重量があり、それを支える三脚はさらにずしりとしています。窓ガラス越しにシャッターチャンスを待ち構えています。
撮影場所は、客席からは気がつかないようなひっそりとした暗がりで、カメラマンは地味な仕事です。客席から撮影する際は観客の皆さんへも配慮して工夫に工夫を重ね撮影を行います。
特に大切なのが、シャッター音を出さないように気をつけること。(毛布をかぶって消音…!汗だくになります。)
一度終わったら取り戻せない大切な生の舞台なので、撮影するばかりではなく、周囲に意識することもたくさんあります。
舞台写真撮影は専門的なスキルです。ダンサーの動きに合わせたリズム感や、反射神経、コロコロと変化する照明への対応などが必要です。
バレエが好きな読者のみなさんへ、貴重な舞台撮影の世界もお見せしていきますね。
ロシア国立モスクワ・クラシック・バレエ、キエフバレエなど、今後の光藍社様の公演に行かれる際は、ぜひカレンダー2018年版チェックしてみてくださいね!
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