先日の「眠れる森の美女」妖精のパドシスの回で、ステキなご感想いただいたので紹介させていただきます。
えり先生のバレエのクラスは初めてで、楽しみにしていた分とても緊張していました。
緊張しないように要所要所で不安を和らげるようお声がけをいただけたのと周りの生徒さんも親切でとても安心してレッスンが出来ました。
眠りの森はとても難しいイメージでしたが簡単にしつつも踊ってる楽しさを味わえる絶妙なバランスの振り付けでとても楽しく時間を過ごせました。
途中振り付けを選べるシーン(ランベルセのところ)があったのも楽しかったです。
発表会の振り付けなどで先生にどっちがいい?って選ばせていただけることはまず無いので、なんだかプロの振付家とプロのダンサーの振り付けシーンのようで内心うきうきしました。
もっと自由に、もっとバレリーナっぽく踊りたい。
大人になってから始めた人はきっとそのように、少女の心のままに夢を見てバレエの世界に飛び込んでいると思います。
でも実際は普通のクラスでは叶いません。
特に初心者クラスですとやらせてもらえるパのバリエーションも少なく、思っていた華やかな世界と違って去って行った大人バレエの人もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
私自身は経験者ですが、コンクールに出るほど本格的に出来る側には行けなかったので初心者の方同様に夢がいっぱいでバレエの世界に戻ってきました。
今日の振りはランベルセやアラベスク・ジュテ・アントラセ、ピルエットが入っていたり、ダイアナのようなアームスの使い方が入っていたりとバレリーナ気分を味わえて楽しかったです。
他の生徒さんも生き生きしていてその空間にいられて刺激を受け私もバレエを出来ている事が嬉しくなりました。
再開してから悩みがたくさんあって落ち込んでました。
でも、何も上手くなろうとすることだけが全てじゃなくて、物語を理解したり表現して開放的に踊りを楽しめばいいのかもしれないと、バレエの楽しみ方を1つ知れてとっても活力が湧いてきました。
先生の物語の説明がとてもお上手でわかりやすくて楽しかったです。
先生と希望者の生徒さんを募ってのバレエ鑑賞会などがあったらとっても盛り上がるのでは無いかと思いました♡
ありがとうございます。とても嬉しいです。他の方からも、いつもご感想いただいていまして、感謝しています。
時折シェアしていきますね。
こちらの受講生さんも、たくさんの人に共感できるようなことを言葉にしてくださいまして、みなさんもうなづいているのではないでしょうか。
「上手くなることだけが全てじゃない」というのもとても素敵な気づきですよね。よく、上手くなることばかりに気を取られて視野が狭くなってしまう大人バレエに出くわすことがあります。
私は、上手くなることを度外視しているのではありません。むしろ、上手くなってほしいからチャレンジの場をつくっています。
そして、上手い・下手という尺度だけではない視点も気付いてほしいと願って、私なりに細部の世界観をつくっています。
できる限りみなさんの力になれるようなレッスンづくりをしていきたい気持ちはずっと変わりません。でも、私にも、できることとできないことがあります。
一人で切り盛りして体ひとつで「これもできたらもっといいな」と思う点があっても優先させなければいけないこともあります。だから、完璧だとは思っていません。でも、大きなお教室や先生方が多いスタジオでも、また別のメリット・デメリットがあるものです。それはやり方の違いや、人としての相性でもあるからです。
それでもこうして私の大切にしているレッスンのスタイルに共感して、夢を膨らませてくださるみなさんが集まってくださるのは喜びです。これからも、ワクワク通ってくださるみなさんのためのレッスンに心を配っていきたいと思います。