明日(14日・日曜)は「さくら」の作品レッスンなので、表現のために頭を切り替えて、夜を過ごしていました。
(画像は ダミアン・ハースト 桜展より バレエ「さくら」の創作プロセス(2)現代アート「桜」ダミアン・ハースト展からの刺激 - バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ)
作品を作った直後と、踊りを積み重ねていくときは、自分の中でいろんな感性や発見が何重にも織り込まれていきます。
生徒さんの踊る姿やご感想からも、新しい世界の気づきを感じることがあります。
もはや単なる私だけの小さなアウトプットではなく、関わってくださる皆さんとの思い出が成長していくのです。
そして、作り手の私はフィードバックを得ながら、息づく命を月日におさめていくことになります。
いろんなことを考えたり、心にひっかかる文章を読み込んだり、自分の中にある言葉を持たないイメージを言葉に置き換えようとしていく中で、「まだ言葉にならない」という粘土状態のイメージが生まれてきます。
私自身としては、「言葉のない世界」「言葉の世界」を創造性が行き来するような感覚です。
なぜか子どものころからその二つの世界を感じて、行き来するのがわたしには日課のような感じでした。それは未だにそうで、創造性をはたらかせるための必要なトンネルのようにもなっています。
それらは私にとって、次に何かを着想するときの前兆であって、深く瞑想しているときの副産物のようなもの。
さくらも明日のレッスンが楽しみです。