京都のヨガ・坐禅ワークショップでは、香りの記憶も印象に残った方がいらっしゃるのではないかと思います。
やはり、日本人ですので、お線香などの香りがすると、どこか懐かしい気分になったりするものです。
勝林寺では、塗香(ずこう)というお香の粉末を買うことができ、私も今回ひとつ購入してきました。
自らの心身を清める為のものだそうです。坐禅は「心のせっけん」であるというお話を伺いましたが、お香もせっけんの一部になってくれるような気がします。
黒檀の美しい塗香入れも一緒に。
京都の香老舗「松栄堂」というお店の品。
数種類あるようでしたが、これはややスパイシーな香りです。これで、家で坐禅を組むときはスイッチをいれたいと思っています。
日常から、ヨガをするときや瞑想をするときに、アロマ・お香などの香りで気持ちのスイッチをいれて活用しているのですが、勝林寺の思い出も香りで呼び起こしたいなあと思ったからです。香りは直接脳に届く・・・などとも聞きますね。外国人ゲストにもお香が人気らしく、まとめ買いしていく人もいるそうです。
今年も勝林寺の御朱印をいただいてきました。このたび、御朱印帳も新調することに。
美しい御朱印をみるとすがすがしい気持ちになります。御朱印はその日に訪れたという証でもありますし、今日にしかないこの瞬間を大事に味わおうという気持ちにもなりますね。
ご縁をいただくことのできたお寺さんは、すっかり心のホームのひとつです。ご参加者さま皆さんにとっても、今回でご縁のできた場所になられたと思います。余韻に包まれながら、勝林寺ご住職のあたたかいお人柄と美しく保たれている佇まいを思い出します。