バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

踊りの音楽は、リズム・テンポも聞き込んで、歌えるようになろう

バレエを踊れるようになるためには、音楽に合わせて動けることが大切ですね。

そのためには、音楽をしっかりと聞き取れる「耳」を鍛えることが効果的です。

「聞く」と言っても、ただなんとなく音楽を聞くのではなく・・・

歌えるようになりましょう。

オーケストラの音楽を歌うって難しいかもしれませんが、鼻歌・ハミングでいいのです。

べつにレッスンで「歌ってください」とは言いませんが(笑)。

f:id:coruri:20161120113012j:plain

でも、実際に歌いながら踊るという練習法は、昔からいろんな先生が取り入れていることです。

歌えるくらいまで聞き込むために・・・

iPhone などに音源を入れて、1日のスキマ時間に聞くようにします。英語のリスニングのようなもので、音楽も耳を鍛えておくのです。

テンポとメロディーをしっかり頭にたたきこむには、数回ではインプットできない方が大半です。

何十回も同じ曲を聞き込むようになるはずです。

バレリーナは、舞台に上がるまでに何十も何百回も聞いていたりします。

そして、実際の音楽がかかる前から、頭の中で次の音を予想できるという状態をつくっておくことが大事です。

聞こえてきてから反応するのでは、神経の反射と脳から筋肉への動きの指令を出すまでに1秒以上かかってしまいます。

音楽と調和するためには、踊る音楽をしっかり聞きこんで、歌えるくらいまで頭の中で音楽をしみこませておくことが、上達へのカギとなります。