バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

【大人のバレエ】カルメンの情熱的な音楽で、踊りの表現力を引き出そう!

大好きな音楽「カルメン」で個人レッスンを受ける

バレエの個人レッスンでは、受講生さんのご希望に合わせて、「バレエをゼロから学びたい」「大人バレエを続けてきたけど基礎からやり直したい」などのいろんなニーズに合わせてご対応しています。

こちらの受講生さんは、「カルメン」の有名な音楽で、個人レッスンを重ねながら、演目を作ってきました。

実際の音源はこちら↓

歌劇「カルメン」 - 第4幕への間奏曲

歌劇「カルメン」 - 第4幕への間奏曲

  • Graciela Alperyn, スロヴァキア放送交響楽団 & アレクサンダー・ラハバリ
  • クラシック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

バレエはゼロからのスタートでしたが、ほかのダンスに活かすために体づくりをしています。いつも楽しそうで、とても一生懸命でいらっしゃいます。

毎日ストレッチしたり、家の省スペースでできるバレエの動きも取り入れてくださっているそうです。

シニヨンを整え、カルメンらしいレースのついたウェアで演目を練習しました。

表現したいイメージを見える化

すでに10回コースでは後半がほぼ終わりに近づいています。振付はほぼ覚えている状態になりました。(とはいえ、やはり集中していないと、つい間違えることは誰でもあるものです♪)

バレエをゼロから初めて、一人で踊れるようになるまでには、どの受講生さんもそうなのですが、とってもよくがんばっていらっしゃいます。

今回の受講生さんは、ややモダン寄りな「カルメン」の演目ということもふまえ、ほかのダンスにも活かすという目的もあり、さらなる表現力をつけるため、感情の盛り上がりを波でとらえてイメージングを行いました。

音楽の調子と、それに合わせて振り付けた動きを、どんな感情で表現したいか?ということを整理したのです。

「順番通りに踊る」というステージを超えていく

これを初めて見ながら受講生さんにお伝えした時に、ご本人は「こんなの考えたこともなかったです!」と驚いていましたが、こんな風にできたらいいなぁ〜とイメージが広がっていったようでした。

この日は、これまでの振付をしっかり思い出すことをやってから、さらに感情の起伏をイメージしながら踊っていきました。

初めの頃よりも、振付のついた時間長が長くなっているので、一度踊り通すとけっこうな運動量になっていますが、休憩をはさみながら、仕上げていきました。

いつも個人レッスンではみなさんの体力が違うので、みなさんご自身に「今日はあと何回くらい通したいですか?」と伺っています。無理なく、でもしっかりやりきったと思えるように、自分のペースでレッスンをしていただいています。

ご感想「音楽があるから飽きないで運動できちゃいます」

この日も、レッスンが無事に終わって、髪飾りとシニヨンをほどいていきました。ご自分では取れないので、この時間はいつも私の前にちょこんと座っていただいて、どの受講生さんもほっとしながらいろんな話をしてくださいます。

「音楽があるから、こんなに運動できますね。わたし、音楽がなかったら2時間も運動できないと思います。絶対、飽きちゃう」

その気持ち、すごくわかります!踊ることが好きな人は、みんなきっとそうでしょうね。

音楽がかかれば、スイッチが入る。

音楽が、自分が出せると思っていた以上に、たくさんのエネルギーを引き出してくれる。

わたしも昔、ストレッチをレッスンの前後1時間に自分に課していたのですが、必ずイヤホンをつけてひっそりとレッスン音楽を聴いてそれにあわせてやりました。音楽がなかったら、今の私の筋肉も違っていたかもしれません。

音楽を愛して、踊りを楽しんでいきましょう♪

6月24日グループレッスンでもカルメンを踊ろう!

こちらのカルメンの演目、6月のグループレッスンでもチャレンジすることになりました!

振付は初級のオリジナルにアレンジします。6月24日(土)です。

6月10日(土)ライモンダのグランワルツの回も、受付残りわずかです。

レッスンのご案内はこちらから♪