バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

思い込みを外し、理想をまっすぐつかみにいこう

最近は、海外のバレエ団のダンサー達が来日している期間に、バックステージの仕事で関わる経験ができました。

女性も男性も素晴らしい芸術家ばかりで、ロシアスタイルの美しさに心奪われました。伝統の凄みですね…

ダンサー達の舞台裏の姿を見ていて、特に印象に残ったのは、

自分の思い描く理想を、まっすぐに実現させようとするパワーです。

踊りにしても、撮影のポージングにしても、ふとした立ち姿にしても…

「私はこうなりたい!」と思う理想があるならば、まっすぐつかみに行く。

誰にどう思われようと、できるかどうかは別にしても、つかみに行こうと行動に起こす。

行動した結果を見つめ直して、理想へのギャップを修正していく。

そんなパワーを、ひしひしと感じたのでした。

たとえば、あるダンサーを、生まれつきの体型がきれいでバレリーナ向きだなぁと

アジア人の私たちにはそう見えたとしても、

本人には気になるコンプレックスがあって、理想を実現させるために努力しています。

「どうせわたしだから・レベルが見合わないから・生まれつきだから…」といった、余計な思考をゼロにすることが、どれだけ大変で、大切なことか。

《わたしはできる!》と思える自分を作り上げるには、

“できないかもしれない…” という不安は、ノイズになってしまうのですよね。

そういった、なりたい自分を遮るノイズは、すべて捨て去る。

メンタルがクリーンで、前向きに挑戦できるクリエイティブな世界を、自分から作り上げる人になる。それが、夢を叶えていくのだなと。

だから、理想があるならばまっすぐにつかみに行こうと、深々感じとったのです。

プライベートコースの受講生さんにもこの話をした日、こうしたメッセージを書いてくださいました。

「先生のレッスン前のお話を聞いて、自分の理想を追い求める気持ちを持ち続けようと思ったのと同時に、自分の中の思い込みも手放さないといけないと思いました。

「私にピルエット出来るわけがない」「バランス良く立てるわけがない」頭の片隅にはいつもそんな気持ちがあった気がします。
まずは思い込みをはずし、練習あるのみ♡ですね。

先生が「〇〇さんは踊らなくちゃもったいない」って言ってくださったのが励みになってます」

ご自身のレッスンにもなぞらえて、ポジティブな気持ちの変化につなげてくださいました。素晴らしいですね!

ダンサーたちから学び感化された気持ちを、受講生のみなさんともシェアできて、とても嬉しいです。

さぁ、これからもますます理想をまっすぐにつかみに行きましょうね!