バレエのオペラグラス、持っていますか?
客席の2階席や3階席あたりから鑑賞するとき、どうしても遠く見えてしまいますよね。
オペラグラスがあれば、バレリーナの表情、手先、脚の関節の角度などもしっかり見えます。
劇場によっては、当日にレンタルできるところもあります。使用料500円と、それとは別に返却する保証料で5000円を預ける(返却時に戻る)仕組みのところが多いです。手持ちで現金を持っておかないといけないことと、数に限りがあって開演ギリギリに行くと貸し出し終了してしまうこともあります。
ふだんから劇場に行くことが多い人は、チケットを買ってから「意外と見えにくい席だった!」ということもありますので、オペラグラスの双眼鏡を持っておくと便利です。
私が使用しているのは、オリンパスの双眼鏡です。アウトドア用品店のモンベルで購入したモデルですが、似たモデルでAmazonにもありました。
ヨドバシカメラやビックカメラなどにも行けば、たくさんのメーカーから発売されているモデルが実際に見て試せるので、参考になります。
バレエ鑑賞に最適な倍率は?
バレエ公演をするような劇場では、8倍〜が目安なんだそうです。
実際に、上の双眼鏡(8倍〜)で3階席から見て、ちょうど良かったです。顔の細かい表情までよく見えました。
劇場よりももっと遠い席になる、東京ドームやスタジアムなどでは、もっと遠い距離になるので、さらに倍率を上げたほうがいいです。
使い方:左目→右目でピントを調整する
これは上の双眼鏡の場合です(多くの双眼鏡も似ている様子)。
開封すると、目を合わせる窓がこんな状態です。(丸いのはフタ)
裸眼とメガネの場合で、目との距離を合わせるダイヤル機能がついています。
メガネの場合は上の状態のままでいいのですが、裸眼のときはこのように繰り出します。(↓)
これを知らないと、裸眼なのにいつまでもピントが合わなくて、「全然見えないよ〜!」という状態になりますのでお気をつけください。(私も戸惑いました。笑)
ピントは、左目→右目の順番で合わせます。
目の幅にあわせて左右のレンズの幅を決めたら、まずは左目で見ます。
そしてレンズとレンズの間にある、中央の黒いダイヤルを回しながら、左目でピントを合わせます。
そのあと、右目で見て、右目のレンズの窓にあるダイヤルを回して右目のピントを合わせます。
すると、ピントがしっかり合います!
(機種によって違うので、実際の使用方法は説明書をみてくださいね)
使い始めは調整が難しく感じるかもしれませんが、この方法を知って調整すると私も慣れてきました。
このモデルには、収納袋もついていました。素材も丈夫そうで安心です。
劇場では防水機能までいらないと思いますが、私はアウトドアにも行くので、ヨガ・リトリート in 乗鞍の時にも使えるかなと思い防水にしました。
製品によっても使いやすさや相性がありそうなので、実際に試して選ぶことをおすすめします。
もっと高度な双眼鏡では、もっと小さいものや、レンズが明るく見えるものもあるようです。
でも、「とりあえず1つ何か便利なものをお手軽に買いたい…」というのであれば、3000〜5000円前後でも十分に見やすいものが買えます。
(よく昔からある、オモチャのようなプラスチック製のオペラグラスよりは断然に良いです!)
バレエのチケットを買って鑑賞するのに、視力や距離のせいで見えないのはもったいないので、気になったらぜひ。
私も山や森などでも使ってみてレビューしたいと思います。