「バレエシューズって、右と左は決まっていますか?」という質問。
基本的に、左右はありません。
一足分のどちらとも、同じ構造です。
(一般的な話なので、特殊なシューズはお店で確認してくださいね)
左右を決めて履くかどうかは、ダンサー自身の好みです。
私はバレエシューズの左右はあまりこだわらないことが多いです。
左右を決めるときは、見分けがつくように、インソールに油性ペンなどで小さく目印を手書きします。
(オモテ面には書きません。子供のシューズの名前も内側に書きます。)
ずっと履いていると、指の長さや足の形に合わせて、新品のシューズが少しずつなじんできます。
たとえば、親指が特に長い人は、親指側の生地が伸びてきたりして、それで履きやすいと感じる人もいます。
皮製のシューズは、足に形がなじむとフィット感は良くなることが多いです。ふつうの革靴でも、足になじむと履きやすいですよね。
(皮とは言っても、ローファーなどは違って、とても薄くて柔らかいですが。)
一方で、左右交互に履いていて、気にならないダンサーも多いです。
昔の先生からは、物資が少ない時代にバレエシューズを少しでも長持ちさせるよう両足を替えながら履いていた…という話も聞いたことがあります。
なので、好みですね(^^)
お好きな方で履いてみてくださいね。