バレエ「さくら」レッスンが初回開催できました!
2022年4月に振付創作したばかりの一番新しい作品、ついにヴァリエーションレッスンになりました。
桜が舞い散っていたほんの2ヶ月前、桜の樹の下で「出会い直す」ということの、センチメンタルでエモーショナルな想いを忘れたくないうちに、踊りをまとめました。
さくら🌸 冒頭の振付 pic.twitter.com/NWVXmbrvDf
— Ballet Yoga 🎀 ERI 三科絵理 (@mishina_eri) 2022年6月12日
全体動画をInstagramにのせました。(リンク)
いろんな春。亡くなったおばあちゃんが「今年も桜が見れたなぁ」と言ったり、甘酸っぱい高校生の入学式、バレエの人生から方向転換を決心した春、人と出会い直すことの言葉にできない宝物の春。
どうして桜はそんなに美しく散ってしまうの…。きゅんとした思いはずっと胸にとどめておきたい。
そうしたら「花びらのアームス」が胸に閃きました。
花びらのはらはらと落ちるスローモーションの中に、私がいた。
美しい瞬間、忘れなくない瞬間を、踊ればまたその瞬間に生きることができる。
芸術は瞬間を切り取って永遠にすることができる。
— Ballet Yoga 🎀 ERI 三科絵理 (@mishina_eri) 2022年6月12日
踊りを作っているときに考えるのは「どんな瞬間を閉じ込めたいか」?
生きていると日々時は流れていく。
過ぎ去っていく大切な瞬間を、思い出したいときに思い出せる。
もう一度会いたいと思った時に、会える。
心の中の夢を広げる過程を意識してる。
私はひときわ特別な思い入れの深いバレエです。
sylphynes さんのドレスレオタードとチュールが花びら感そのもので、もう感無量でした…。
moeさんの後ろ姿もうっとりでした…!桜並木の芝生でちょこんと妖精になっていそうです。


「さくら」創作ストーリーを連載してきましたので、あわせてご覧下さい。
春に限らず、生きるということの喜びを舞い踊ることのできるバレエに仕上げたかったので、みなさんとのレッスンで作品を発展していきます。
バレエ「さくら」🌸いろんな春のエモい感情を共有しながら踊っていただき、幸せでした。
— Ballet Yoga 🎀 ERI 三科絵理 (@mishina_eri) 2022年6月12日
春って、お祝いもあれば、おばあちゃんが桜を見て喜んでいたことや、進路変更して進学を悩んだことや、いろんな複雑な想いが織り込まれてる。
それでも桜はいつも美しくて…忘れたくない日々が蘇る。 pic.twitter.com/sVWuqdO4zo
つづく
「さくら」創作プロセス