長野県乗鞍高原で、第5回バレエ・キャンプ in 乗鞍を開催しました!(2022年8月2〜4日)
今回は昨年からのリピーターの皆様!なので、到着早々に「お久しぶりです〜!」「また一緒ですね〜!」と声をかけあっているご様子が私もうれしくなりました。
全員で集まるのはもちろん今回がはじめてですが、知り合い同士、からの友達の輪が広がっていく感じ。大人になって、好きな趣味で仲間が全国に広がっていくなんて、最高ですね!
アルムさんが乗鞍のバレエのホーム場所になっています。
すっかり体育館で練習をするというのも、定例になりました!
バレエ・キャンプ in 乗鞍は、2021年に始まり4回開催をして、今年は8月に5回目をむかえました。
私はすでにヨガ・リトリート in 乗鞍で第33回を開催しているので、バレエも何年も経っているような錯覚になってしまうのですが、逆に「まだ1年前に始めたばかりなんだ〜!」という感じです。(主催チームみんな同じ錯覚に。笑)
昨年も作品練習をしたInner Forest にあわせて、白い衣装を持ってきてくださった方々もいらっしゃいました。
1年ぶりの踊りをして、みなさんとても懐かしく、感慨深いご様子でした。
こうして、特別な森のバレエをみなさんとのバレエ・キャンプで歴史になっていく感じがうれしいです。
Inner Forest は、乗鞍の原生林エリアを元に着想し、私の振り付けたバレエです。
そして、もう一つのバレエ作品も踊りました。
こちらは今年に制作したばかりのArt & Ballet 「ゴッホ 星月夜」です。衣装はシルフィーヌさんがこの作品のためのレオタードドレスをデザインしてくださいました。
青と黄色が星月夜らしい気持ちに誘ってくれます。
大きなテーマは、宇宙!
ポールドブラを星空に見立てて踊ります。星空の中に天の川と星座があって、時間がたつと回っていく。そんなイメージを踊りに表現しています。
空間に移動しながら円を描いたり、地球の自転と公転のような回転があったり、たくさん回りました。エオリアン・ハープの音楽にのせて。
体育館のコートの線形もちょうど天体感があって、踊りとマッチしていました。
3日間で2作品を踊るので、バレエも集中して、山歩きもして、充実した時間になりました。
体育館の前には、バウムクーヘン屋さんがあります!
みんな大好きなヤムヤムツリー!!パティシエと記念写真〜!
なぜ私がこの格好かというと、体育館を片付けてバタバタしていて、着替えるのを忘れていて、徒歩30秒の仲良しヤムヤムさんなら理解してもらえるかと思いそのまま行ってしまったのでした。(アルムまでは車なのでOK!)
山の景色は短い輝く夏が広がっています。
マルバダケブキ
コオニユリ
夜は星空が見事に表れました。星座を見るために、Skyguideというスマホアプリで確認しました。
蠍座や、夏の大三角形などをみんなで見つけました。
とても晴れた日は、私は合計2時間くらい見ていました(笑)。ぽりさんに一眼レフで撮影してもらったのが、こちら。
公園の木の陰から、縦に流れる天の川。
ずっと眺めたくなります!
そして、2日目の朝にご来光に行った方々がお写真をくださいました。また、前泊して1日目の朝に行った方もいらっしゃいました。
美しい朝日!
ご来光って、1日の始まりがこんなにも美しいのだということを教えてくれますよね。
日が上がりはじめると早くて、刻一刻と色が移り変わっていきます。
ご来光は朝の3時台にバスに乗って、乗鞍岳頂上付近(畳平)まで登ります。
バスは予約制で、装備は冬の装備が必要です。リピーターさんは事前にご準備をしてお越しになっています。
信じられないかもしれませんが、強風の氷点下の気温になります。ウィンドブレーカー羽織る、ぐらいでは行かないように。フリース、ダウンジャケット、ネックウォーマー、耳当てか帽子、手袋必須です。
みなさんもチャンスがありましたら、来年もまたぜひ!
今回はバレエ・キャンプとして新しい作品のゴッホ星月夜ができて、よかったです!
ゴッホの絵からは、星月夜、糸杉などのモチーフをもとに、大自然で感じる私自身の経験を重ねました。
ゴッホも自然、星空、糸杉の美しさから絵を描くためのインスピレーションを得ていたことと、心の癒しになっていたことを私なりにヒントにしました。
バレエを通して、大自然を包み込む宇宙の星々になって、天の川をなぞったり、くるくる回る天体になるような気持ちを私自身も味わっています。
山の季節は早くも夏の盛りから秋の準備に入っていそうな空気を感じました。
次回の9月のバレエ・キャンプも、みなさんとお会いできるのを楽しみにしております!
※8/8 現在 和室が1部屋限定でキャンセル空きがございます。
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