大人になってからバレエを始めてみたい人から、こんなお悩みをよく聞きます。
「周囲の経験者についていけない」
「ゼロから教えてもらえなくて、なんとなく真似するしかない」
「後から入ってきた人に抜かれていく気がしてがっかりしてしまう」
「指導が厳しくて心が折れてしまった」
これらは、少ないようでいて、実は結構多いんです。 私がバレエヨガインストラクターという肩書きなのもあって、以前よりこうしたお話をひそかにお聞きしていました。
「バレエは好き。」 「楽しいから、もっと上手になりたい。」
そんな純粋な気持ちを持っていても、
〈子供の頃からやっているのが当たり前だから自分は無理〉
〈運動オンチだと足を踏み入れてはいけない世界〉
でも、バレエ美人塾のレッスンでは、「勝ち負けじゃない。人と比べない。」これを心に刻んでいただきたいと思います。
そもそも、バレエの世界では、子供のプロ養成レッスンは厳しい指導が行われます。
こちらの記事にも書きましたが、子どもでも自己管理能力が必要。まるでオリンピック選手を養成していくような感覚です。
その延長で、どうしてもバレエレッスンは ハードルが高くて厳しい印象を持たれがちです。
でも、大人にとってのバレエレッスンは、子供とは違う指導方法であるべきです。
大人からバレエをはじめるために
大人(思春期以降〜)からバレエを始めて上達していくためには、大きく3つの特徴があります。
大人は「頭で理解すること」を生かす
大人は、子供(幼児〜)に比べて、論理的に理解することが得意ですよね。
だから、頭で理解して、体に落とし込んでいくということが、子供よりも効果的に働きます。
よくある「頭でわかっていても、体がついていかない」というのはこのためです。
大人のバレエは、安全で健康を最優先に
骨格も成熟しきった大人にとっては、安全と健康が最重要です。
柔軟性を高めるために無理な負荷をかけると子供以上に大きな怪我を引き起こしがちですので、安全面を守る必要があります。
大人のバレエは、勝ち負けじゃない。
大人のレッスンは、勝ち負けではありません。競争ではありません。
ご自分がイキイキと元気になって、キレイになるためのレッスンです。
コンクールに出場するわけでもなく、主役を勝ち取るためでもないのです。
だから、周囲と比べる必要はありません。鏡で隣の人と競う必要もありません。
ただただ、あなた自身の上達だけを、考えてください。
上手な人がいたら、嫉妬せず「学ばせてくれてありがとう」と
誰か上手な人を見て学ぶことは、よくあります。
そこで、嫉妬したり、落ち込まないことです。
(私のレッスンではそんな生徒さんいないですが)できないことを仲間内にからかわれたとしても、相手にしないことです。
上手な人へは「学ばせてくれてありがとう」と思えるくらいのゆとりがあった方が、あなた自身も格段に上達します。
大人にとって、ゼロから教えてもらえる機会は少ないので、 「周囲についていかないといけない」とプレッシャーを抱えてしまいがちですが、バレエ美人塾では心配無用です。
バレエ美人塾では、大人からバレエをはじめたい人が基礎から学んでキレイになるためのバレエレッスンを行います。
楽しむこと、あなたが幸せになること。これがなにより大事。
バレエ用語を知らなくても大丈夫。一緒にレッスンしながら覚えていきましょう♪