人とカフェやレストランに行ったとき、手の置き方は無意識ですよね。
でも実は意外と他人に見られていて、なんとなく印象が伝わるものです。
洗練された女性の印象を与えたいときは、バレエの手の形が参考になります。
バレエでは手の指先を細く柔らかく作る習慣がつくので、日常生活でも自然にそういう手になっていきます。
でも、いろんな女性の手を観察していると、変に力んでいたり、手の甲にムキムキっと筋が張ってしまう方も意外といて、女性らしさを印象づけるには「もったいないなぁ」と思うことがあります。
よくある手の癖を3つ取り上げてみます。どれも無意識に陥りやすいパターンです。
指を曲げてガチガチな手
関節を曲げて力んでいて、緊張感を与えます。バレエ的な美意識ですと、親指をこんなに力強く曲げることはありません。
落ち着きがなく、余計なところがガチガチになっている感じです。あまりエレガントとはいえません。
手の甲が力んでしまう
先ほどよりは指が長いですが、やはり緊張しすぎている感じですよね。
手の甲が緊張しすぎていて、この状態でも腕をしなやかに使えません。
この癖を持つ人は、小物を手に取るときにも、ムキっとしやすいので気をつけてみましょう。
手は、腕とつながっています。
腕は、体幹とつながっています。
余計な緊張は、限りなくゼロにして、必要な力をしっかり働かせることが大切です。
力を抜いてるつもりが縮こまってしまう手
力を抜くといっても、抜いたとたんに曲げてしまう人もいます。手に限らず全身に言えることです。
その人にとって、
力を抜く=縮こまって曲がること
という体のイメージがこびりついてしまっている状態です。
力を抜いても、細く長く柔らかく使います。縮こまる癖を無くしていきましょう。縮こまる癖がある方ほど、必要な力が使えていなく姿勢も無気力な印象になりがちです。
手を柔らかく伸ばすには、手のひら・手の甲・手首・指の間など、あらゆる筋肉をしなやかに使います。
全身の筋肉も、細く長く柔らかく使えるようになると、しなやかな体になっていきます。
手の置き方は、その人の印象を変えます。
四六時中がんばる必要はありませんが、仕草を変えたいならば、気づいたときに心がけてみましょう。