新年になってから、1月が早くも2週間経ちましたね!
連日にレッスンが入っていたのとイレギュラーな仕事も入っていたので、更新が空いてしまいました。
プライベートコースの受講生さんも、新年明けて、お1人ずつまたレッスンを再開しています。
スケジュールの都合で間が空いてしまう方もいますが、ご自分のペースで楽しく続けられることが一番ですので、仕事や他の事情などにも柔軟に対応しています。
ちょうど海外のダンサーの方々にふれる機会があり、ここ数日は大いに刺激を受けました。
どんなに偉大で世界的に著名なダンサーであっても、
完璧な人間というのはなかなかいないからこそ、やっぱり努力をしているもので…
「あの人はきっと完璧なんだろうな」と思うような人でも、やっぱり本人は細かいところに配慮しているのですよね。
それがあまりにも自分とは違うレベルに感じてしまうと、
「なんかもう、住む世界が違う…」と感じてしまいがちですが、
「やっぱり同じ土俵にすぎないんだ」と、まっすぐ受け入れることが、本当のスタート。
もし反対に「自分とは世界が違うから…」と思ってしまえば、それまで。
生まれつきの体型が違うとか、経験が違うとか、センスが違うとか、言い訳しようと思えばいくらでもできますよね。
でも、「同じ土俵で自分も進んでいこう」と思える人は、
たとえ、どんなに歩むスピードがゆっくりでも、
一歩の歩幅が小さくても、
その人にしか出せない世界観・ゴールに、必ず近づいていく。
この、「近づいていっている」ということが、一見ちっぽけなようで、すごく大切な事実。
「自分には住む世界が違う」と思ってしまったら、近づくどころか離れているだけ。ベクトルが正反対です。
人生で好きと思えるものに出会えたのならば…
離れて避けるよりも、まっすぐ突き進んでいこうではありませんか。
本質的な努力は、どんな人も、裏切らないのだから。
そんなことを、
偉大なバレリーナたちの姿と
大人からバレエを始めた受講生さんの姿とを
連日見つめながら、
冷静に、素直に、しみじみ感じました。
抽象的な表現で伝わりにくいかもしれませんが、とても心に残ったので書いておきます。
私自身も、逃げずに、これからも挑戦していきたいと思います。