バレエでもヨガでも、レッスンの中では、体を大きく使うことをお伝えしています。
イメージのヒントに、この写真を見てみてください。先日、飛行機にのったときの景色です。
大地と空に、広い空間を感じませんか?
体を使うときに、体を大きく使うためには、具体的にどんなにイメージしたらよいか。
まず、足の裏では、地面を感じます。
感じるといっても、どのくらい感じるでしょうか?
触っている表面だけではなく、地球の内部まで感じるくらいに、大地の深くを感じます。
「そんなにイメージするの?」と思うかもしれませんが、想像力で感じていることは、体の表現に表れてきます。
「こんな程度で」と力を抜いていれば、それが見ている人にも伝わるくらい、ダンスの体は素直に語ります。
地面はどこまでも深く。
そして、反対に、頭は空高くを感じます。
空というのは、空高く飛ぶ鳥や、または飛行機に乗っているかのように、見下ろすくらいのつもりで。
下から見上げる視点だけでなく、上から見下ろす視点も有効です。
よく、「上に伸びましょう」というと、ふわふわとして止まれない人がよくいます。あなたもそんなことはありませんか?
それは、上方向にだけ伸びているからです。
下を感じられるから、上に伸びることができます。
体の使い方においては、イメージトレーニングも重要です。
細かい筋肉の使い方・解剖学だけでなく、あなたにしっくりくるイメージングをたくさんストックしていくようにしていきましょうね。