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【バレエヨガ×薬膳の対談】春はゆらぎの季節!心も体もグラウンディングさせよう

〜バレエヨガと薬膳の視点から・三科絵理&野本佳代子のおしゃべりタイム(1)〜

春の体調はゆらぎやすい…

「自然なアプローチでセルフケアするにはどうしたらいいの?」という疑問に対して、

薬膳の野本佳代子先生と対談しました。前編です。

春は体の不調が出やすい時期

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薬膳:薬
バレエヨガ:バ


薬:「春って、みなさん体調がゆらぎやすいですよね。 花粉症で悩んでいる人も多いですし。」

バ:「そうですね。いつものレッスンでも、よく話題になります。 花粉症以外には、この時期、肩こりになったり、猫背で胸が閉じてしまう人も多いですよ。」

薬:「そうなんですね!

中医薬膳学の考えでは、

春は、頭がフラフラする・眠気が強い・顔がほてるなどを感じる人が多くなります。

いわゆる「のぼせ」という症状がよくみられやすくなるんですよ。」

バ:「へぇ、「のぼせ」ですか。

この時期って、暖かい日も寒い日もあって、どうしても体調が影響されやすいですよね。

やっぱり、医薬品だけに頼らないで、自然な体のセルフケア術が知りたいですよね。

薬膳の食事法では、どんな対策がありますか?」

春の不調「のぼせ」に対する薬膳の食事法

薬:「のぼせという症状は、春のゆらぎの時期によく出ます。

「春の陽気うららか~」、と表現されるように、

「気」が上へ上へと上昇しやすくなるため、

人間の体では、頭部(首から上)と上半身に色々なトラブルがでてくるようになるんです。

そういったときに、薬膳では、上に昇りすぎた「気」を下に降ろしてあげることが必要になります。

また、ゆらぎの季節なので、体の表面にバリアをつくり、悪い「気」が体内に入って病気になることを防ぐ食事をすることが重要ですね。

バレエヨガですと、どんな対策がありますか?」

春の肩こりとストレスの関係

バ:「肩こり・胸が詰まる感じの原因に、呼吸が浅くなっている人が多いです。

また、ストレスで首・肩・胸に無駄な緊張が入りやすくて姿勢に表れますね。

薬膳の考え方と同じで、「気」が胸や肩などに集中しやすいので、下半身も含めて全身を落ち着かせる必要がありますね。

デコルテを開いて、背中のコリをほぐして、呼吸しやすい姿勢を作ってあげることも大事です。

あと、グラウンディングというのも大事なんですよ。」

薬:「あっ、グラウンディング!薬膳的にも、大切なんですよ!」

(次につづく)

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