バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

シンプルに、たんたんと。

暑かったり涼しくなったり、晴れたり雨がどっと降ったり、いろんな天気が続いていますね。いよいよ梅雨がやってくる目前の知らせなのでしょうか。私はこの土日も、タップタプに濃い週末でした。

東京に戻ってバレエレッスンを連日行っていて、今度の週末はまた長野県乗鞍高原でヨガ・リトリートをしに行きます。

ヨガ・リトリートとしては2週間おきの開催となり、こんなに短いスパンになるのは初めてで「どうなるかなぁ?」と思っていましたが、なんだか私の今の好奇心と学習欲と自分に向き合う心としては、とてもちょうどいい両立になっています!そして、メンバーもみんなとても士気が上がっているんです!

東京から毎回出向くのには、もちろん移動や気温の変化への慣れが必要ですが、もう数えきれないほど出かけている場所ですし、年に何度も何度も定期的に出かけていると、だんだん体も慣れてくるのかも(?)しれません。デュアルライフとはこんな感じなのか…

そして乗鞍に行けば仲良しの会いたい人たちがいて、東京にいればまたウキウキいっしょにレッスンできる仲間や友人たちがいる。そう思うと、どっちも元気が湧いてくるのです。

大自然の空気をたっぷり吸い込んで大都会に戻ると、見えてくるものも変わってきます。それもまた面白くて、新しい発見を導いてくれるのです。

私が今週特に感じたのは、スタジオでレッスンを始める前の体の広がりと、山で感じた空気の記憶の連動ですね。姿勢を作ろうとしたときに、肌の外側にある空気を感じ、その空気は360度あらゆる方向へ大気までどこまでも空気がつながっている。その空気をできるだけ広く広く感じていくと、自分の芯がすっと通ります。

私は昔からその感覚を踊りに生かしていて、山に行くたびにその感覚を覚え直すようにしています。背が小さいからこそ大きく体を使うために研究してきた私のささやかな秘密です。

あとは、無理に体をあらがうことなく、自然の流れにうまくのせるのがコツなのかも!と思うようになりました。

疲れたときには(許されるならば)とことん寝て休めたりもします。レッスンが立て続けにあれば私も疲労が溜まることだってあります。必要ならば人の手も借りてリセットします。

疲れを無理やり忘れさせるのは無茶なので、どうやって受け止めて、どのように向き合っていくのか。それを考えて、決めてあげられるのも自分次第。

睡眠で解決するのか、リラクゼーションの時間を作って心の準備を整えてあげるのか、筋の疲労回復のために血流やリンパなどの流れを促したりマッサージするのがいいのか?

その選択ひとつずつが1日となり、1週間となり、1年になっていく…

淡々と偉業を続けている人には、だいたい何か秘密や大切にしているコツがあるもの。私はそんな規模には及びませんが、それでも自分という資産は一人しかないので、どのように能力や体力やスキルを活かしきるかというのは第二の自分がマネジメントしているかのようです。

シンプルに選択し、本質を生きる。そういう生き方を積み重ねていきたいです。