この冬も新しい生活様式への対応が求められるwithコロナ時代となりました。
バレエ教室に行くチャンスも制限されてしまった方へ、お家でのオンラインが有効です。
そこで、オンラインレッスンの形式が気になる方も多いと思います。
「zoomバレエレッスンに参加してみたいけど、家で出来るかな?」
「どのくらいの広さが必要かな?」
「家具の隣でもいい?」
「和室の畳でも平気?」などと気になる方も多いと思います。
これまで日本も海外も含めて100名以上の方がzoomに参加してくださっておりまして、みなさんがどんな風に参加しているか参考になるようお伝えしますね。
- 部屋の広さは最小2m✖︎2mからできる
- 家具につかまってもOK
- レオタードでなくとも動きやすい服でOK
- カメラに映る様子はどこまでみんな気をつけている?
- 和室しかない!どうする?
- ネット回線が重たくなったらビデオをオフに
部屋の広さは最小2m✖︎2mからできる
メインはバレエバーレッスンとして行っていますので、面積は少なくとも2m×2m ぐらいあれば、一緒にレッスンができます。
もちろんもっと広いほど動きやすいです。脚を120度やY字バランスなどに高くあげるほど、プラスアルファは欲しくなると思います。とはいっても、立ち位置の角度を変えるなど打開策もあります。
センターのステップを練習するときもありますが、そうしたときにもう少しあると練習しやすいこともあります。
とはいえ、なかなかバレエ専用に部屋を作ることが難しい人も多いと思います。私の撮影スペースもそれほど大きくありません。
ギリギリのラインとしては、2mずつ四方にあれば、足を前後に動かしたり、手を横に伸ばしてもある程度対応できます。
足を高くあげるアラベスクなどの形では、バーに対して真っ直ぐにあげると壁にぶつかる場合は、広いスペースを確保できる角度に向き直してトライしていただいています。(私もそのようにすることが多いです)
私自身も自宅から配信していますので、日本の住宅事情を考慮したレッスン内容にしています。
家具につかまってもOK
「バレエバーを置く場所がないから、どうしよう?」という方も多いと思います。
実際の参加者さんでは、家具につかまってレッスンする方も多数いらっしゃいます。
私のYouTubeを見て、バレエバースタンドを自作された方もいますし、家具の棚や引き出し、椅子などを利用している方も一緒にやっています。
さほど気にする必要はありませんし、その中で出来ることをやっています。
「バレエはやっぱりちゃんとしたバーじゃないと」と思う方もいるかもしれませんが、この新生活様式が日常となった今、私のzoom参加者さんは他の方のご様子を覗き見る感じもありませんし、むしろ自分のことに集中していらっしゃいます。
また、他の方の様子を画面で見ている暇が正直ないと思います(笑)どんどん次の動きをやりますし、顔を合わせて一緒にレッスンしている感覚はあっても、みなさま私の指示や振り付けを熱心に見ています。
なので、受ける前は他人の目が気になるかもしれませんが、実際のところ気にしてしまうのは自分だけという感じだと思います。
レオタードでなくとも動きやすい服でOK
バレエのレオタードを持っていない方も大丈夫です。動きやすい服でかまいません。バレエシューズでなくとも靴下でOK。
すでに持っている人は手持ちのアイテムを使っていますが初めから全てを揃えなくても大丈夫です。
カメラに映る様子はどこまでみんな気をつけている?
「自分の姿や部屋の中が映り込むのをみんなはどうやって対処しているのかな?」と気になる方もいると思います。
zoomの間は、私はみなさんの姿勢や動き方を集中して見ていて、正直なところその他の周りを見ている余裕はありません(笑)。
しかも参加者が複数人いらっしゃるので、みなさんをまんべんなく見るだけで時間が過ぎます。
他の方もレッスンしている間は指示に合わせて動いているので、画面をじっくり見るとしても私の姿で解説を聞いているくらい。
そしてレッスン後にみなさんに復習アーカイブビデオを共有しておりますが、それに映っているのは私だけです。
ビデオ通話に慣れていない方はドキドキするかもしれませんが、見え方よりも「声が聞こえるかどうか」の方が、実際はzoomのコミュニケーションのとりやすさを決めます。
なので、映りに自信がなかったり何か気になったとしても、「やってみたら意外と大丈夫だった」となる方が多数です。
和室しかない!どうする?
和室の畳のお部屋でやっている方もいらっしゃいます。畳なら床の足音も吸収されやすいというメリットもあります。
ただ気になるのは、畳がこすれてしまうかもしれないということ。
そこで、畳がこすれるのを防ぐために、ダンスマットやヨガマットを敷いているケースもあります。
その場合、床の滑り具合が思うようにいかないかもしれませんが、できる範囲で動けば大丈夫。
それに、ルルベ(つま先立ち)でバランスをとる…などがバーでは多いので、床をこする運動ばかりではありません。タンデュやジュッテで床をなぜることができないようであれば、少し浮かせつつやってみてください。
ネット回線が重たくなったらビデオをオフに
もしもzoomの最中にインターネット回線が重たく遅延になってしまったら、ビデオをオフにして、見る専門にしてみてください。最低限リアルタイムでのzoomの視聴を途切れさせないためです。
インターネットの状態をカンタンに診断する方法はこちらをご参考に。
Zoomでインターネット速度が気になる時の確認方法 - バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ
通信状態が回復したら、ぜひお互いが見えるように、ビデオをオンにしてくださいね。
さて、今回のご紹介はここまでとなります。
いかがでしょうか?
他にもzoomにあたって気になることやご質問がありましたら、お気軽にLINE@などで送ってくださいね。
冬もお家バレエの時間を有意義に使い、コロナ禍の新生活様式にも対応させながら乗り越えていきましょう!