あなたは、ザワークラウトを食べたことがありますか?
ドイツ発祥のキャベツの漬け物で、ソーセージやベーコンなどの付け合わせにしたり、煮込みやスープのコクにしたりと多様に使い道があるようです。
私はあまり食べたことがなかったのですが、小樽ビール醸造所 小樽倉庫No.1 https://goo.gl/maps/vKoP5i7Bb6mJLyFw8 で食べたザワークラウトが、酸味も少なくおいしくて、キャベツの乳酸発酵食品とはヘルシーだなぁと思いました。
すごく素敵なお店で空いている時間に伺えてよかった…
旅して帰ってくると、たいてい何らかの料理にもインスパイアを受けるわたしです。
ほとんどビールは飲めないのですが、ビールのレモネード割がびっくりするほど美味しかったです。
キャベツと塩で、乳酸発酵食品!
温めて提供されて、付け合わせ以上にメインとしてこれだけでも食べられるおいしさでした。
「冷たくて酸っぱい」というイメージが「おいしくて旨味を感じる」という感じにひっくり返りました。
スーパーでも瓶で買えます。こちらはカルディで買いました。
(まだ開封していないので食べ比べしていません)
ザワークラウトは漬け物とはいっても、日本の漬け物のような濃い味ではありません。
こんな食べ物があるんだ!しかもキャベツの葉の微生物から乳酸発酵できるんだ!と好奇心いっぱいに。
こうしてザワークラウトのイメージが180度変わりました。
そこで、作ってみることにしました。
出来上がりがこちら。粒マスタードとマリネしてあります。
材料は、キャベツと2%の塩だけ。あとは、風味漬けにローレルを1枚。3日ほど常温においてあとは冷蔵で保存。
刻んだキャベツをギュッギュッと揉んで塩で水分を出し、そのまま消毒したガラスにいれて密閉するだけです。
ザワークラウトの作りかたを「天然発酵のえらい人」サンダー・キャッツさんが教えてくれた【キャベツと塩だけ】 - メシ通 | ホットペッパーグルメ
こちらのリンクを参考にさせてもらいました。
約3週間が経ち、おそるおそる(?)開けてみると、色はさすがに緑色が退化していますが意外と食べられそう!
においも悪い感じは一切なく、月桂樹(ローレル)からのハーブの香りが濃いくらい。酸味がつくと効いていたのでもっとツンとするかと思いきや、少量で漬け込んだので酸味もほどほどなのでしょうか。
作ったことのない発酵食品を味見するときほど、「毒味」感はハンパないもの…!
とはいえ、においと見た目はOKなんだ!
いってみよう!
意を決してお箸でそーっとつまんで食べてみると、これは「おお!」と心の中で声を上げました!
ハーブで爽やかな香りがして酸味の少ない美味しいザワークラウトになりました!
初めてでうまく完成できたのはうれしいです。
まだどれくらい保存がきくかわからないので、とりあえず早めに食べようと思います。
この日はスペアリブを作って付け合わせにしやすいようにしてみました。
あったかくスープ風にして、ソーセージとも合わせてみたいです。
キャベツは千切りキャベツ用のスライサーで細かくしました。でも仕上がってみるともっと厚くても大丈夫そうな気がします。ただ、繊細な方が繊維を断ち切る分、口当たりが柔らかくなりそうです。
一番心配だったのは、カビ対策。
ガラスの器はちょうど空いていた、真空ガラスコンテナ(ツヴィリング)を使いました。
専用の電動アタッチメントを使い、5秒くらいで真空に近づけることができます。
これは便利でした!
今回はザワークラウトの量が少なかったので、水分が少なめで、かさも低めでした。(食べ始めて減っています)
本当はもっとかさが増えて、空気に触れる面積が少ないといいのだと思います。次回はもう少し多めにしようかな。
室温が高い日々で、我が家は放っておくと日中36℃を平気でマークします。
暑いと発酵が早そうなので、初めの常温期間は3日目の途中(ほぼ2日くらい)で切り上げ、あとは冷蔵にしました。
熱湯で殺菌することも大事ですね。
こういうところの手間はかかりますが、不純物のない天然の乳酸発酵の食べ物が作れるので面白いです。家なので保存料も入っていませんからね。
サンドイッチやパンの付け合わせにも。
気になる方はぜひやってみてください!
いつかドイツにも行ってみたいなぁ…♪