バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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森を守る人たちに会ってきた!乗鞍森林整備・高原の植物を守るための外来種駆除活動

乗鞍でヨガ・リトリートを開催していた前後で、動画の撮影をしていました。ある平日の昼に、一の瀬園地で森林整備をしている地元のみなさんに遭遇し、取材をさせていただきました!アルムの真弓さんもそのお一人!

「手つかずの自然はありえない」名言をいただきました!!

なにも知らずにふらっと観光にくるだけでは、きっと気がつかない裏側です。

動画がこちらです。

森を守る人たちに会ってきた!乗鞍森林整備・高原の植物を守るための外来種駆除活動

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わたしとぽりさんも参加したことがあります。外来種の植物を見分けて、1本ずつ手で刈り取る作業です。外来種駆除活動は、今人手を募集しています!

二人で2時間ぐらい?で、こんなに摘みました!でも、広いスキー場一面に膨大に広がってしまっています。

私としても、この活動のことを多くの方に知っていただきたいと思って動画にしました。森のためにできることがあるのなら、散策がてらにやってみたいという方も多いからです。

動画では、木々の伐採現場も!

木は放っておくと、大きくなっていき種類のバランスを整えていかないと景観が維持できません。また、育ちのスピードなども考慮して、バランス良く他の植物も日照が回るように計算して整えていくそうです。まるで庭師のような世界ですね!そんな大変な力仕事を地元の方々がご自身の宿を経営したりしながら、かたわらで進めていらっしゃるのです。

この木は年輪で30年。立派ですね!それでも、乗鞍の大自然は森のバランスを配慮しないと鬱蒼としてしまいます。どうやら昔、一の瀬園地は放牧されていて、牛が草や芽を食べていたので、白樺などの育ちが早い木も踏み倒されたりして、自然とバランスが整いやすかったそうです。でも今は放牧をしなくなって、外来種による生態系バランスが崩れやすくなったり、温暖化の影響があったり、いろいろな要因により持続可能な森の景観を守ろうと地元のみなさんが本腰をいれて立ち上がっています!乗鞍は環境省のゼロカーボンパークの国立公園として最初に選ばれている森でもあり、一層この取り組みも進んでいきそうです!みなさんかっこいい!

伐採した木は無駄なくウッドチップにしてトレイルの地面に使ったり、kamba カンバという白樺コースター・鍋敷きに循環利用されています。整備のための協力金にもなります。

外来種駆除活動は、乗鞍高原以外に居住の方も誰でも参加できます。 ぜひこちらのページからお問い合わせください。 【のりくら外来種駆除】 https://www.facebook.com/norikura.gairaisyu

まずは知っていただけるように、声かけをし合うことと、仲間づくりを大事にしたいとおっしゃっていました。このブログを見てくださったみなさんも、ぜひ話題にしてくださるとうれしいです。

そして、真弓さんは森林整備で出た間伐材の白樺を利用して、「カンバ kamba」白樺コースターや鍋敷きなどを製作しています。販売したお金が森林整備に循環するようになっています。そして、今の大自然を未来の子どもたちに残していきたいという熱い想いを形にしている素敵な女性です。

現在はプチホテルアルムさん、アリスさんなどで販売しているそうなので、ぜひお問合せください!

https://www.instagram.com/kamba.norikura/

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