バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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妊娠記録⑩腹帯 中・後期で使用した物&使い心地

お腹が大きくなってくると、腹帯を使いますが、初めてでは選び方も感覚もよく分からなかったです。

妊娠中期の安産祈願に行くころに腹帯を着ける風習が日本にはありますが、その頃私はベルトと腹巻きが組み合わせられる犬印の商品を初めに使い始めました。

おへそや下腹が前に張り出してきているものの、まだ動きやすい時期だったので、毎日着けるほどではなかったです。

外出で長めに歩く時やお腹の冷えをカバーしたい時に使い分けました。

(腹帯に水天宮の安産祈願のお守りを縫い付けたところ)

ベルトと腹巻きが別々になっているので、腹巻きはお腹が小さいときからやさしくカバーできて安心感を出したいとき、ベルトはお腹の揺れを押さえたいおき、と状況に分けて使いやすかったです。

表のふわふわパイル生地はお店で手触りも良かったので選びました。妊娠中のお腹の肌はデリケートになってきますが、内側はさらっとしているのでチクチクしたりも無かったです。

腹巻きの伸縮性は多少使い始めよりはだんだんと伸びてきましたが、自分のお腹も大きくなっているので、さほど気になりませんでした。

大きさは妊娠5か月の頃でM〜Lサイズを選びました。腹囲を測って目安になります。

妊娠7か月頃になると、もっとお腹がせり出してきて、ふわふわパイルの腹巻きはきついなと思うようになりました。

代わりにベルトだけ使っていることが増えました。

お腹が重くなり10000歩くらい歩いているとベルトがあった方が重心を集めやすかったです。

でも後期の8か月頃になってからはそれも心許ない感覚になりました。

もう少し支えられたら歩きやすいし、家事の立ち仕事もしやすいのにと思い、もう一つ買うことにしました。

お店でぐるぐる見ながら迷い、ピジョンの骨盤ベルトにしました。

メッシュで二重クロス構造のバンドになっていて、マジックテープを留める箇所が2段階なのが良いです。

一つは正面の恥骨の上に全体を巻きつけ、もう一つは左右の股関節下・大転子の上あたりで締めを調整できます。

骨盤と股関節がゆるんでくると重心が広がって歩きにくくなるのですが、左右のバンドを締めると歩きやすくなりました。

あとは重みで靭帯や筋肉がひきつれて痛い時も、巻き付けると少し緩和できることがあります。

左右の締めはゆるくしておくこともできます。

座るときはゆるめないと赤ちゃんが苦しくなってしまうので、2段階の調整は便利です。

ただ、洋服の下に着用するとつけ外しはできないのでそこが問題ですね。

後期に進むほど頻繁に使うので、車に乗り降りする頻度が多い時は、座る前に外して、歩き出す時に着けています。都度お化粧室に行くのも大変なので、ズボンやスカートの上にベルトして、長いトップスや羽織りでベルトを隠したりもしています。

保温性はないので、防寒の腹巻きは別に着けることになります。

ピジョンの骨盤ベルトは産後も使えるので、まだまだ便利に活用しそうです。

サイズは9か月過ぎて腹囲が大きくなったのでLサイズにしました。ふだんは小柄な方や、中期ではそこまで大きく無かった方でも、9か月になるとお腹の膨らみのカーブが高い位置で大きくなるので、考慮して選ぶといいと思います。

初めからピジョンの骨盤ベルトも使えたのだろうと思いますが、前述の犬印よりも幅広で面積が大きいので、着けなくてもどちらでも過ごせてしまう時期だと、厄介で着けなかったかもしれません。

骨盤にかかる重みを感じないとありがたみが分かりにくいので、個人差があるでしょうが、歩きにくさを感じ始めてから使用を考えてもいいかもしれません。

その点では初めての腹帯には軽くてコンパクト、後期は支えを丈夫に、という選択で私はちょうど良かったです。

腹帯の価格帯はおよそ4000〜5000円ぐらいが多く、手軽に試すには値段が気になるのと使い心地がわからないので悩みがちですが、私の使ってみた感想は以上です。気になっている方にはご参考になりましたら幸いです。