バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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いつの時代も、美の源泉は愛。

人も芸術も、美の源泉は愛である。私はそう思います。

芸術作品の美しさの多くは、作家の愛情が宿っています。

美しい女性の肖像画には、作家がその女性へ抱いた大きな愛情が宿る。

もし、その作家が命途絶えたとしても、魂の生き様が作品として生き続けていくものです。

例えば、印象派のルノワールの絵画で「アンリオ夫人」という作品があります。

National Gallery of Art :: The Collection :: Madame Henriot

私は以前にこの女性の瞳を実際に見つめた時、キラッと瞳が語りかけてくるようでした。

言葉にならない「生命」を感じました。

まるで、本当にアンリオ夫人が目の前にいて、麗しい声で微笑みかけてくれたような一瞬だったのを覚えています。

ルノワールのためにモデルをつとめたこのアンリオという女性は、ルノワールの作品に何度も登場しているそうです。

きっと多くの人に売れたことでしょうが、この1枚は、彼女自身がずっと手元に持っていたのだそうです。

絵画から受けた印象のように、素晴らしく美しい女性だったことでしょう。

ルノワールがこの女性に対して恋心を寄せていたかはわかりませんが、一人の人間としても大きな愛情を寄せていただろうことが伺えます。

愛情には、いろんな形があります。

母なる愛、親や先祖への愛、友情としての愛、情熱を感じるものへの愛、自分自身への愛・・・。

愛情から突き動かされて生み出される芸術作品は、時代を超えて多くの人々の心を魅了させる美しさを持ちます。

美の源泉は、愛である。

芸術に限らず、同じことが人生あらゆる物事にも言えることでしょう。

魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。
愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること。

オードリー・ヘップバーンのこの有名な言葉が示すように、美しさには心からの優しさと思いやり、つまり愛情から滲み出るものであることを信じる人こそ、本当に美しい人だなぁと思います。

wikipedia : Audrey Hepburn