バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

創造のために10%のゆとりを残す

ゴールデンウィークの連休、みなさんはいかがお過ごしでしたか。

(こちらは麦畑。背丈が大きくなって、しっかり実ってきていました。)

私は細かい仕事があったりして遠出はしなかったのですが、空いた時間に、自然にぼーっと触れていました。

(甘えんぼ。夫の実家のワンちゃんと仲良しです。)

いつも没頭して夢中になっていると、次々とアイディアが浮かび考えている状況なのですが、頭でっかちに考えすぎてしまうこともあります。

なので、たまに「空っぽにする時間」をとってバランスをとります。

創造性には、頭のゆとりが必要。

一生懸命考えているときや、上手く回っているときほど、10%のゆとりを意識してあげる。

10%というのは、私の個人的な感覚です(笑)。

ついつい、夢中になっていると、今取り組んでいることが99%まで占めてしまいがちなので、10%は残しておかなくちゃ…と意識します。

そのゆとりは、「無」ではなくて、創造のための「スペース」になる。

作業机にたくさん道具がのっていたら、本当にしたい作業ができないからスペースを空けますよね。

頭の中のワーキングスペースも同じ。

ゆとりがあれば、アイディアを客観的に見つめ直せるようになる。

芸術も、創作しては一度破壊する、といわれます。

破壊してからまた創造することで、新しい視点が生まれてくる。

キャンバスが真っ白に戻ることで、またゼロから新しい筆がのせられる。

同じアイディア(ネタ)を表現するにも、「こんなやり方もあるかも?」と自問することで、多面的に見つめ直せる。

すると、まだ新しいアイディアが生まれてくるたびに「あ、いままでは、狭い視野で考えていたな」と気づくのですよね。

休日にじっと引きこもってダラダラ過ごすことは、夫婦ともにできない性格。

「いつもアクティブだね〜」と言われますが、出かけたり何かをDIYしたりアウトドアをしている間に頭のリセットしています。