バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

競争心との向き合い方。

先日、こちらの記事を書きましたら、じわじわと反響をいただきました。

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私の率直な思いで、バレエというと競争心が起こりやすい風潮がありますが、

こうしたバレエヨガインストラクターという立場だからこそ、

「競争のない、自分自身へ向かう道をつくりたい。」

という抽象的ですが素直な気持ちをつづりました。

とある、小学生の娘さんを持つお母様からは、こんなメッセージをいただきました。

こんばんは(^^)

競争はしないで、自分自身の道を行く

心に響きました。


(中略)



この、イライラや焦り、不安。犯人はやはり競争心ですかね。良い意味での競争心は必要だとは思いますが。

素敵な言葉に色々な思いを巡らせていました。

ありがとうございます☆

娘さんが頑張っていらっしゃるモダンバレエもフィギュアスケートも、競争は避けられない世界なのでしょう。

サポートするお母様としては、

なんとしても応援してあげたいというお気持ち。

また、

周囲と比べて焦るお気持ち。

これらに葛藤する思いが伝わってきました。

こうした感情を抱える方は多いと思います。

よくよく考えますと、

競走心とは、

嫉妬する気持ちもあり、

スポーツに限らず、

仕事の成果を出したいとき、

受験で合格を勝ち取りたいとき、

営業の成績をあげたいとき、

などと、日常生活のあらゆる場面でも似た感情が起こり得ますよね。

私自身も生身の人間ですので、

そういった自分を感じたときには

気をつけていることがあります。

それは、

結果への執着を手放し、いまできる行動の質を最大限に高めること

です。

自分自身に、

「あー、私が今コントロールすべきなのは、結果じゃなくて行動なんだよ〜」

と、語りかけるようにしています。

これは、ヨガ哲学から学んだことです。

先の例でいうと、順位がどうなるか、合否がどうなるか、売り上げがどう出るか…

そういった結果を予想して、

ヤキモキしたり、嫉妬でエネルギーを消費しては、本末転倒になってしまいます。

結果というのは、ついコントロールできるものと思いがちですが、

コントロールしようと思うと、

余計な心配、焦り、執着が生まれやすいもの。

それに、本当の結果は、起こるまでわからない。

(本当の結果とは何なのか、ということも大切ですが。)

とにかく、私たちがフォーカスしたいのは、結果の前に、「今やる行動」ですよね。

勉強するとか、練習するとか、営業に結びつく仕事をするとか、

今あなたの目の前にあること、やるべきこと、行動をコントロールするほうが先だ、ということです。

日本でもまさに「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますね。

誰しも、こんなことは当たり前だとわかっていながら、

ひとたび競争心が生まれると見失いやすいことでもあります。

もしこの記事を読んでくださっているあなたも感じることがあったら、

ぜひ思い出してみてくださいね。

結果への執着を手放し、いまできる行動を最大限に高めなさい。と。