バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

バレエと自分と向き合う、素敵なライフスタイルの見つけ方

踊り終わった直後は、全身も心もいろんな感覚が沸き起こるものです。

ほっとして笑顔になったり、間違えたことに苦笑いしたり、隣の人に話したり。

うまくできたところもあるでしょう。

なかなか思うようにできなかったところもあるでしょう。

マインドフルネスにバレエをとらえてみれば、本来、言葉にならない感情も感覚もすべて気づきとなるものです。

体温が上がって息が早くなる感覚。

足が疲れてふらつきながらも、気持ちが高揚する感覚。

まだ言葉にならないくらいでも楽しさを味わっている感覚。

やっぱり好きだなぁ、とうれしくなってくる感情。

もっと集中したら、もっと引き込まれたいなぁと思いたくなるような感情。

マインドフルに踊れる人になりましょう。

趣味として学び続けるならば、わずかなレベルの差を比較したり競争するよりも、もっと大きな心でバレエを楽しむ視点が大切です。

競争や比較はピリッと刺激になるかもしれません。でもそれはスパイス程度にとどめておくのが大人の流儀であって、それよりもベースはあくまでも自分と向き合うことなのです。

自分の心と体に沸き起こることに向き合う。

ヨガと同じ目線でバレエを見つめてみてください。

自分の心の持ちようで、同じ時間や経験から収穫できる物や質や種類が変わります。

気づきの中でも心に響いたこと、忘れたくない大切なことを、バレエ手帳にそっと書き留めていく。

そうしてバレエと自分と向き合える人は、素敵なライフスタイルだと思います。