バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

あなたのバレエの好きなところは?

あなたのバレエの好きなところは何ですか?

心に問いかけて、周りのことを見ずに目を閉じて、考えてみてください。

浮かんできたら、紙とペンで書き出してみてください。

「わたしのバレエの好きなところ」

あなたのバレエの好きなところは何ですか?

バレエ以外をしている方も、あなたのピアノ、あなたのスケート、あなたのダンス、あなたの絵、好きなところは何ですか?

ぱっとすぐに思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、もしかすると…

「絵理先生、こんな質問をされたことがありません〜!」

とお声も聞こえてきそうです。(笑)

たしかに趣味で習っているだけですと、なかなかそういう視点で見つめることは少ないでしょう。

それは、レッスンを受けて体を動かしているので、じっくりと味わう気持ちよりもその場に集中しているからでもあると思います。

今なかなかすぐに浮かばなかったとしても、悪いということではありませんので、安心してくださいね。

あなたのバレエの好きなところは?

人に言うのが恥ずかしいことであったとしても、自分の心の中だけでも、自分しか見ない日記だけでも、言葉にしてみてください。

誰かに褒められたことがあることを思い出す人もいるかもしれません。それらを頼りにしてもいいでしょう。

確かめることができなくても、誰かが保証しなくても、あなたが決めていいのです。

多くの日本の方は、恥ずかしいと思ったり自信がなくて何も浮かばないということもあります。

でもあなたの「好き」は誰にも奪うことのできない尊い気持ちなのです。

誰かにけなされるとか、見下されるとか、恥ずかしいとか、そういった視点とは別の次元に心を置いて、問いかけるのです。

まだ人に褒められたことがなかったとしても、まだ未完成だとしても、理想のイメージからの言葉でもいいのです。

これから、もっと表れていきます。

見た目の面だけでなく、踊っているときの感情や、人が見てどんな気持ちになるか、どんなギフトを届けているか… 思い浮かべてみましょう。

「わたしにはまだ早い」ということはありません。

「わたしにはもう遅い」ということもありません。

「わたしには無理」ということもありません。

「多すぎる」ということもありません。

まだポーズや動きを身につけている最中であっても、あなたの体や表情やチャームポイントでもいいのです。

今の感覚で、素直な気持ちでいいのです。

もしかしたら明日には、1ヶ月後には、内容が変わるかもしれません。

今浮かぶことが大切で、日付を書き留めておくといいです。

あとで見返すときに、思わぬ気づきを得られることでしょう。

自分に厳しく真面目になると、何も出てこないかもしれません。

そんなときは、少し自分自身の気持ちを高めながら、いい気分になった自分で浮かべてみてください。

あなたの好きなところを知ることは、あなたがあなたらしく踊ることを楽しんでいくキーステップになります。

それがわかってきたら、心置きなく話すことができる友達や仲間とも交換できるといいですね。

みなさんがお友達にも好きなところを見つけてあげてください。

自分を見るよりも、見つけやすいかもしれません。

あなたが見つけた言葉は、お友達への最高のプレゼントになると思います。