バレエを踊るには、感受性が豊かになることが大切です。
バレエは作品ごとに役柄・作品のストーリーがありますから、
その「気持ち」になって踊るために、気持ちを想像したり、相手の気持ちを理解したり、共感できることが必要だからです。
はじめて恋に落ちたときの気持ち。
恋人に裏切られたときの気持ち。
結婚式を挙げるときの気持ち。
妖精が幸せを祝福するときの気持ち。
ジゼルならば愛する人が死んでしまったときの別れの気持ち…
など、感情が豊かすぎるというか、ドロドロなくらいの人間関係もあったりして…
バレエは濃いストーリーが多いです。(^^;)
そんな作品を自分なりに理解して解釈するためにも、
いろんな芸術・舞台・音楽などに触れる。
本を読む。
美術館に行く。
映画を見る。
美しい景色を見る。
自然に触れる。
何か興味あるリアルな体験をしてみる。
あらゆるものにふれて、 「感じる心」を研ぎ澄ませることが、
バレエを踊るときにも活かされます。
つまり、
生きている中で出会うあらゆるものが、あなたの表現に活かされるのです。
あなたの心が素直に動くままに感じる時間を持つこと。
日常生活が忙しくなっていると、心のゆとりを忘れがちですが、
心のままに感じることは、ヨガの観点からも大切にしたいことです。
あるがままを感じる。
今この瞬間に意識を向ける。
マインドフルネスを体感してみる。
芸術鑑賞するときも、これらのことを自然と行っているはずです。
仕事やタスクなどに追われて頭がガチガチになっている方は、心で感じる時間を。
バレエを踊るときにも、必ず活かされます。