バレエ初心者の方は、手と脚のポーズの瞬間がズレがちです。特に、手が遅れやすいです。
「脚のことを考えていると、手を忘れちゃう!」
「手と脚を同時にポーズで合わせられないなぁ。」
といった方も多いのではないでしょうか。
腕の動きのタイミングを合わせられるようになるのが、上達のカギです。
ポーズの手の形を、足のポーズのタイミングと同じ瞬間で決めるようにしましょう。
アラベスクならば、足がアラベスクになっている瞬間に、手もしっかり形におさめるということです。
バレエの初心者にありがちなのは、
手が足の後に遅れて形になってしまうケースです。
たとえば、
「左右の手、どちらを上げるんだっけ?前だっけ?横だっけ?」と迷って遅れたり、
「足ばっかりに集中していたら手を動かすの忘れてた!」と動かすこと自体が遅れてしまったりしがちです。
タイミングが合わないとその先の上達が見込めません。
なので、たとえば音楽のリズムで「1」のカウントで決めるポーズがあるならば、
手も足も遅れないように、間に合わせましょう。
「1」になってから反応するのは遅れています。
「2」がくる前の、「1」と「2」の間でも遅いのです。踊りが中途半端に見えてしまいます。
遅れないようにするには、ポーズのタイミングまでを逆算して、その前から動きのスピードを計算します。
タイミングを合わせるには、その前からコントロールしなければ間に合わなくなってしまいます。
「先を見越しながら行動する」というのは、踊りの中でも必要なのですね〜。(^_^)