あのヨガ・リトリートでおなじみ、長野県乗鞍高原の冬のレポート、続編です。
実は今回夫が、極寒の乗鞍の冬の山頂に早朝登り、ご来光を見てバックカントリースキーをするという、貴重な経験をしてきました!
すごい!!
冬のご来光なんて、バスもないしリフトもないし本当に貴重な景色だから皆さんとシェアしたくて書きます。
(私はスキー技術が足りないので行けないのですが、写真や映像で記録してきてもらいました)
そもそも、なぜ冬の乗鞍の山頂に登ることができたのか?
それは、乗鞍に住むスポーツ仲間の先輩がバックカントリーに連れて行ってくださったからです!熱い先輩です!
バックカントリーは、ふつうのスキーと違って、自分の足でリフトの無いエリアを登り、スキーで滑ってかえってくるもの。
高度なスキー技術が必要なことはもちろんのこと。
極寒の冬山登山に耐える体力、山の土地勘・経験を持ち合わせていないと、絶対にできないスポーツ。命に関わる危険もあります。初めてで一人で行くことは絶対にできません…
バックカントリースキーに初挑戦したかった夫は、先輩とアタックするチャンスを得ることができたのでした。
でも、チャレンジする予定日になって見ると、暴風で危険なため、断念することに…。
残念ながら、今冬で1番くらいの強風でした。山頂付近で風速25mもあったようです。ふもとでも、かなりの吹雪になりました。
それでも諦めなかった。
翌日は、先輩が午前から仕事(カフェ&バーの店長)があるのにもかかわらず…
出勤前にご来光バックカントリースキーをやろうと言ってくださったのです!
えっ!!
なんという心意気!
これまでに聞いたことのないほどハードな、「超」エクストリーム出勤!!!
出発は、深夜の3時半!!!
夏のご来光バスと同じ時間帯(笑)
つまり、ふもとから一切リフト無しということ!
しかも、日の出前で極寒…
すごい挑戦だ…!
本当に行けるんだろうかと心配な私。
そして翌日になり、本当に深夜の3時半ぴったりに出発していき、2人の勢いから興奮気味に見送りました。(^^;)
ラッキーなことに、風も穏やかで、雲ない快晴。星空は最高でした!
(私はこの後また布団に戻りましたが…笑。)
それからすぐに登り始めて、そこからが大変だったようです。
でも、極寒の気温でも体感は寒くなくて、熱いくらいだったそう。
でも汗をかきすぎると低体温症にもなりかねませんので、体温調節が重要だったそうです。
-15℃〜20℃くらいの極寒でも、熱くなるほど、登るのはかなり体力を消耗したようです。(アザとマメがいっぱいでした)
そして、歩くこと約3時間…。
6時50分ころには、位ヶ原という地点まで登り着き、ご来光を眺めることに!
この日は、珍しい「ピンク乗鞍」という朝日で乗鞍岳がピンク色に照らされた日。
夏と違って地面は雪で白く、一層幻想的に見えますね…。
これだけでも、感動はひとしお。
でも、まだまだ先を目指して。
太陽が昇り始めたのとともに、さらに山頂を目指して歩き続けました。
痛みも筋肉疲労も相当だったようですが、先輩にサポートしてもらいながら、ついに、登りのゴール地点まで到着〜!
そのあとは、いろんな意味で、贅沢な滑りを堪能して帰ってきたのでした!
「4時間半かけて登って、滑るのは本当に一瞬だった」と言っていました。
かけがえのない最高の経験ができたようです。
それも、先輩の熱いハートと、快晴で穏やかなお天気と、持ち合わせていた体力と、すべてがあって無事に帰ってこられたのでした。本当に、よかった〜!!!
先輩のブログにもっと詳しい様子がアップされています↓ 粘り強く登っていく気持ち、登っていない自分でも共感しちゃいます。
ご来光の乗鞍バックカントリースキー!! : 乗鞍高原カフェ&バー スプリングバンクの日記②
お天気運に恵まれなかった翌日に「奥の手」で最高の経験をさせてくださった先輩、ありがとうございました!!
行程中は夫がアクションカムでビデオを録画していたので、それもまた良い映像になりそう。アップされたらシェアしますね!
バレエもヨガもあっての私なので、バレエの話もヨガ・リトリートの話もありますが、ぜひお付き合いください〜。
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