世界バレエフェスティバルのAプログラム、初日に鑑賞してきました!
出演陣が本当に豪華で、私にとっては「レジェンド」のような存在のダンサーたちまで、酷暑の日本にやってきてくれてとても嬉しいです!
子供のときの憧れダンサーたちがまたステージに戻ってきてくれたり、古典・新作からもインスピレーションいっぱいで、日々のご褒美をもらったかのような時間になりました。
上演時間は予定通りの4時間15分でした!す、すごい…!鑑賞する者としても体力が求められます(笑)それだけ豪華なキャスティングだからこそ。贅沢です。
劇場では、友達や生徒さんたちにも会えて楽しかったです。
全幕ではないガラコンサートだからこそ、みんなが今踊りたい作品をひとつひとつ丁寧に持ってきてくれたんだな〜と伝わってきて、舞台の裏側を想像するほど感無量な気持ちが湧いてきました。
今の時代はInstagramでダンサーたちがバックステージをアップしていることもありますので、袖からの景色を見るとダンサーとしてはそちらの方がリアルでドキドキしちゃいます(私は子供の頃から袖で見学するのが大好きでした)。
パリ・オペラ座からのレオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェによるヌレエフ版くるみ割り人形クララと王子のパドドゥは本当に圧巻でした!はじめのアラベスクでキープする瞬間から驚きを生み、超絶技巧の踊りで二人の愛が奏でられていく世界。これはヌレエフ版ならではですよね。生で見るとテクニックの複雑さがひしひしと伝わってきます。(アンドゥダンの多いこと…)過去のエトワールたちもヌレエフ版には苦労したという話をよく聞きますが、パリ・オペラ座の誇る伝統であり、その歴史を受け継ぐダンサーたちだから受け継がれていくのだなぁと心から実感します。ポジションを正確に踊りこなす二人は、神がかっていましたよ。
各作品の感想はまた振り返りながら書きたいですが、ひとまず!
明日までAプロ開催、来週はBプロも開幕です。ちょっとでも時間があえば、たとえ遅刻か早く帰らないといけないとしても元が取れちゃうような素晴らしいダンサーたちばかりです。