バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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フィリップスコレクション

バレリーナをたくさんデッサンしたドガ の絵を見たかったので、三菱一号館美術館のフィリップスコレクション展に出かけました。

ドガは2点。図録の表紙になっている絵と、その隣の絵葉書になっている絵。

実物をそれぞれ見たら、オレンジと青の対比が際立つ絵のほうがデッサンに近い感じでしたが、なんだか面白みが強かったです。

寛いで見てほしいという批評家・蒐集家フィリップスの想いが込められているようで、じっと見ていたくなる作品が多かったので、良いコレクションでした。

印象派のモネ、セザンヌ、ゴッホ、ピカソ、ブラック、カンディンスキー、クレーなど実りある鑑賞ができました。

三菱一号館美術館はやっぱり独特の落ち着いた空間で非日常を忘れることができ、赤レンガの歴史ある建造物の中でアートと向き合うことができます。美術展も一つ一つ丁寧に見せてくださっているので、単なる展示以上に味わう余裕をもつことができます。

どんなに名画であっても、ただ置いて展示すればよいというわけではなく、どんな人柄の方が作ってこられた展示なのか、どういうところを見てほしいのか、というのは鑑賞者にもどことなく伝わってきますので三菱一号館美術館はいつも安らぎます。

こちらは撮影可能なコーナーより(本物ではありません)。動物のいる絵が集められていました。

コレクションの特徴は、蒐集していたフィリップスが美術批評家としても有名で、価値あるコレクションを集めていくために大事な作品を時には手放してでも数々の大家の名画を揃えているというところ。ゴッホ、モネ、ピカソといった多くの人が知っている有名な画家から、ブラック、カンディンスキー、パウル・クレーなどなかなか見られないけれども美術史としては重要な画家たちをひとまとめに観ることができて私的にはお得でした。

一番強烈な印象で異彩を放っていたのはやはり、パウル・クレー。初めて実物とご対面して、記号とはこういうことか…と。フィリップスも、クレーは時代の先をいっていると言ったそうですが、未だに時代が追いついていないかもしれないなぁ。

美術展の感想はすぐに書きたくても写真を撮れないというのがつらいものです。

最近、美術や舞台の鑑賞続いているのでインプットを整理しないとです。