6月22日(土)は、プレポアントレッスンでパキータの第9ヴァリエーションをチャレンジしました!土日のプレポアントレッスンは、その曲を課題曲にしています。平日は、ジゼルの第1幕ヴァリエーションを練習しています。
みなさんの予想以上にかっこいい作品だったようで、難しさもあるけど踊りがいがあり、テンション高まる一日でした。
振付はこちらでした!
みなさんの反応は「カッコいい!」「難しい!」などありました。「バロネが大変だったけどだんだん楽しくなってきた」「初めて知る動きがあった」なども。
また、当日来られなかった方にも「動画を見たら《難しい!》と思ったんですけれど…、《やってみたい!》と思えたんです!」と笑顔で話してくださった方もいらっしゃいました。
オデットと比べたら難しいとも感じるかもしれませんが、あのオデットでさえも初めはみなさんとも初めてのプレポアントにおっかなびっくりな感じだったのです。
その頃から比べて、プレポアントのはき心地に慣れてきているので、新しい動きにもまず反応できるようになってきているのは明らかに感じています。
これからプレポアントを始めようとした方が、プレポアントのリピーターさんを見ると「みんな出来る人ばかりなのかな」と焦ってしまったりします。それがね、みんな同じ道を通ってきているのですよ。みんな去年は同じような反応しながらそれでも続けてきたから慣れているのです。
そんなクラスでも初めての方はどんどん入ってきてほしいと思っています。
いつまでもバーとセンターの基本をやっているだけでは、踊っている実感はなかなか湧いてきません。
一般的なお教室では、センターでの振付作品を踊るのは基礎レッスンと別物となってしまいやすいですが、それはお教室ごとのクラス編成のためであって、初心者が踊ってはいけないということではありません。初心者でも踊っていいのです。というより、 バレエは踊るものなのです。いや、そうですよね?特別なことを言っているつもりはありません(笑)。
それがどうも前提を履き違えてしまうと「いつか」を待ってしまうのです。いつかあれができるようになったら。いつかああいう風になれたら。果たして、その「いつか」はいつなのでしょうか?「いつか」はどうやって決まるのでしょうか。本当にやってくるのでしょうか。大方は残念なことに来ないまま何年も過ぎてしまうのです。いつかを待つのではなく、考え方を変えてみてほしいのです。未完成でいいのだから挑戦し始めるということを。挑戦し始めれば物事が動き始めます。「〜し始める」ということが大事なのです。失敗してもいいのです。やってみて違ったらまたそのとき考えるのです。「始めるきっかけ」を私は大切に守っていきたいと思っています。