バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

寒くてもレッスン!ダンサーたちの冷え対策

今日はバレエ美人塾のグループレッスン開催の日です。

昨日は雪の予報が出るくらい、寒い週末となりましたが…空は快晴!気持ちが良いですね〜。

よく、ヨガの生徒さんからも「冬になると動きたくない」っていう本音を聞きます。たしかに、外に出ても寒いし風がピューピューだと、おうちでこもりたくなるもの。

でも、プロのダンサーになると、どんなに大雪だろうが、舞台は舞台。当然、リハーサルはありますし、レッスンも欠かすことができません。

本気でバレエを習う子どもたちも同じです。コンクールに出る前は、やる気がないとも言っていられない状態。

じゃあ、「寒くなると動く元気がなくなっちゃうよ…」というときには、どうやって乗り切っているのでしょうか。

とにかく、体を積極的に温めることです。

特に、首元、足首、腰、股関節などを冷やさないようにします。

体が冷えていると、それだけで体温が下がって免疫力も低下しやすくなります。

ダンサーはしっかりと防寒対策をして、余計な体力が奪われないように、温存しています。

たとえば、スタジオに行く前から腰にホカロンなどを貼っておいて、ウォームアップして体が本当に温まるまで、ウェアにもホカロンを貼っておくダンサーもいます。

最近では、直接皮膚に貼ることのできる「めぐりズム」というシートもありますね。ホカロンよりも熱くなりすぎず、温める位置をしっかり固定できて便利です。

めぐりズム 蒸気の温熱シート 16枚入

女性には避けることができない生理も、予定とぶつかってしまうと、レッスンしなければならない日も…。ダンサーはできるだけ生理痛を防止するためにも、とにかく冷えないように気をつけます。

あとは、スタジオに行く前から、レッグウォーマーをしておくことも。服の下につけておいたりします。

足首は特に冷えやすく、バレエにとっては急所のところです。

アキレス腱が冷えて固くなってしまうと、動きにも支障が出ます。

足首で怖いのが、アキレス腱を痛めてしまうこと。レッスンの前からしっかりと温めておきます。

寒い日の舞台では、楽屋でこんなモコモコブーツを履くことも。これもバレエ用品の1つで、バレエのウォームアップ用のブーツです。

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ダウンジャケットみたいにモコモコ。

「ここまでやる??」と思うかもしれませんが、足指も足首も本当にダンサーには大事なところ。必要に応じて、ときにはこんなものも駆使して積極的に温めています。

体を外から温めたら、あとはごはんもしっかり食べること

ダイエットしたいからと野菜や果物ばかりでなく、エネルギーとなる炭水化物も、たんぱく質もとることです。

平日忙しく働いている方は、忙しくなるほど食事を抜いてしまったり、おやつなどで代用してしまうことも多いようですが、しっかりと食事を整える日もつくりましょうね。

レッスンを楽しく踊れるためにも、健康な体があってこそ。上手に冷え対策して、乗り切っていきましょうね。