バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

脚を高く上げるにはぶれない体幹をつくること

「ぶれない体幹になりたい」

「脚を高くキープできるようになりたい」

という気持ちを持っている方はとても多いもの。

今日のレッスンでは、脚を高く上げて動かしてもぶれない体幹を鍛えたいという受講生さんでしたので、それをメインにレッスンしました。

ぶれないということはどういうことか…?

今日は受講生さんとぶれない練習をメインにレッスン!毎回コツコツ頑張っているのが形になってきてブラボー👏🌟(これは自分🙇🏻‍♀️)#バレエ #ballet #まずは90度目標にしたいとのこと #真剣なレッスン楽しい

この映像では、高さを3段階に分けて脚を上げています。

  1. タンデュ(つま先の先端が床にふれている)

  1. ジュテ(床から少し浮かせている)

  1. グラン・バットマン(最大限に上げる)

この3段階で上げていくと、当然高くなるほどバランスを取るのは難しくなります。

それでも、上半身が倒れたりしないように、腹筋・脇・背筋・お尻などの体幹部を働かせています。

脚を高く上げたい方は、まず柔軟性を高めることはもちろん必要です。

さらには、そもそも 1. 2. の高さでも体を細かくコントロールしてぶれない基礎をつくる必要があります。

1.や2.の高さというのは、簡単に見えて実は細かいチェックポイントがたくさんあります。

  • つま先の先端まで伸ばせているか

  • 脚は外旋させているか

  • 膝が曲がっていないか

  • 足を床から滑らせた瞬間に足の甲を伸ばせているか(遅れていないか)

  • 左右の脇の高さが同じになっているか(倒れていないか)

  • 骨盤が動いている脚につられてズレていないか

これらはチェックポイントの一例です。

初心者の方で、なんとなく1.2.を動かしている方は、チェックポイントをしっかりやろうとすると突然バランスが取れなくなるほど…難しいことを守って実践してはじめてぶれない体幹の練習になります。

チェックポイントを意識しないで練習するのは、ほとんど練習の意味がない、といってもいいほど大きな違いです。

実際にレッスンしていると、簡単そうに見えていたことが、シンプルなのにすごく汗をかく!というのはみなさんおっしゃいます。

今日はマンツーマンでしたので、ご本人も理解できるくらいにチェックポイントを細かく実践していただきました。

しっかり上達していきたい、という方には、苦手なところ&克服したいところにも、何度もしっかりお付き合いします(^^)

楽しくコツコツ踊っていきましょうね!