コツコツ、コツコツ。毎回レッスンでみなさんと基礎を積み上げています。
バレエの動きは、すべてがつながっていきます。
そのプロセスができていく過程は、面白いものです!
受講生の方より素敵なご感想をいただきました。
毎回毎回、新たな発見があり、心からレッスンを楽しんでいます。
そして、こんな出来の悪い生徒に我慢強く付き合ってくださっている先生にとても感謝しています。
少しずつですが色々な動きがつながってくる経過は、とても面白いです。
こうしなさいとただ言われるだけだと、どこをどうしたらよいのかわかりづらいのですが、
すべてつながっていると理解できるとすんなり入ってきます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます!
ガマンして付き合う…など、とんでもありません。
何でもすぐにできる人なんていませんので、できないことがあって当たり前です。
むしろ、できないことを見つけられた瞬間は、(指導している私は)誤解を恐れずに言うと、うれしいです。
(受講生さんは悔しいかもしれませんね。^^;)
「なぜ嬉しいか?」というと、その人の「伸びしろ」を発見できた瞬間だからです。
そこから抜け出す方法を細かくかみ砕いて導けば、その人はもっと上達できるからです。
私も個人レッスンを受けて学んでいた頃、できないことがあるのは悔しかったです。
でも、「これができないから、上達できなかったんだ」と気づくこともできました。
乗り越えるためには、「すぐにできること」と「時間をかけないとできないこと」の両方があります。
私は、その両方をできるだけ頭でも理解してもらえるように、身振りだけでなく言葉でも伝えます。
すぐにできることは、その場で何度も繰り返します。すぐにできないことは、頭の中でイメージを植え付けてもらいます。
こうして多様なつまづきポイントを見つけられるごとに、ワクワクします。
レッスンを受けるみなさんは、物怖じすることも、遠慮することもありません。
そして、初心者だからこそ、ゼロから積み上げたバレエの知識が、すべてつながっていくことを体感してほしいと思っています。
バレエの体の使い方は、すべてつながっています。
例えば、あるパで気をつけたつま先の使い方が、他のパをするときにも、応用されます。
それを新鮮に発見できるのは、初めて学ぶ人ならではなのです。
この作業は、私にはできないことです。
できるようになってしまったら、自分自身がそこに戻ることはできない。
みなさんも同じです。
自転車が乗れるようになったら、自転車が乗れなかった頃の自分には戻れませんよね。
バレエも、どんどん課題を乗り越えて、身につけてしまってください。
みなさんの体で身につけたバレエの知識がつながっていくのを、横で見届けられるのが、私にとっての喜びです。