前にもブログに書いた、池袋オステオパシー施術院の高垣俊介先生のところへ先週に行ってきました。
どうやらブログを読んで受けに来てくれた読者さんがいたようで、良いものを体験していただける機会が増えうれしいなぁと思います!(無断で行っちゃいました、と報告してくださった方いましたが気にせずどんどん活用してください。笑)
オステオパシーはバレエダンサーにもよく利用されています。
でも、同様の整体(カイロプラクティックや針など)と比べて、認知度が低く、日本人一般にはまだまだ知られていない世界。
でも、人の手のひらで筋膜をリリースしたり、血流やリンパの流れが滞っている箇所を改善したり、骨格の歪みを整えたり、皮膚に何も傷をつけずに強いボキボキ音もなく治療をする手法。
ホリスティックで統合医療的なアプローチなので、本来東洋の日本人にもフィットしやすい考え方なのだと思うのですが、まだまだ時代の変遷が必要なのでしょうね… ただ、筋膜リリースという言葉は流行ってきましたが!
怪我や故障以外にも、いろんな症状や不定愁訴を解決するヒントが見つかるかもしれません。
私は右の坐骨周りと右の足首を定期にメンテナンスしてもらっています。踊りに支障が出ないようにするためです。昔メンタルがボロボロのときにもお世話になりました(笑)
オステオパシー医の方の手のひらの感覚はすごいです…。
例えば背骨の歪みを確認するときに、その歪みが子供時代の成長期にできてしまったものか、大人になってからできたものかが分かるそうです。
子供時代の歪みのほうが、骨が固まってしまって治すのが難しくなるそうですよ。
もっとすごいと思うのは、頭蓋骨の状態も分かるということ。
高垣先生は助産院でも施術するそうで、妊婦さんの骨盤が歪んでいるとするとお腹の赤ちゃんにも影響がおよびかねませんが、妊婦さんにも施術ができます。
また、赤ちゃんというのは生まれてくるときに産道を通りながらいろんな圧力や生まれてくるときの負担を経て子宮の外に出て生まれてきます。そうしたときにも頭蓋骨の歪みやちょっとした影響を施術でアプローチできるんだそうです。これ、すごく納得しました。頭蓋骨は脳の発達にもきっと影響するだろうことは容易に想像ができます。私自身も頭蓋骨のある箇所が歪んでいたのか、成長してからわかったのですが、耳鼻科系に影響の出やすい骨だったらしく、幼少期に耳が悪かったのです。骨格というのは背骨や骨盤などの話だけでなく、頭蓋骨なども生きるためにとても大切。
さらに私がつくづく関心するのは、足の筋膜や筋肉や腱などが「どれが硬くなっている」「どれが弱っている」「骨の位置のずれがある」などが手のひらで分かるということ。解剖学勉強してもやはりその域というのはオステオパシー医のゴッドハンドなんだなーと思うわけです…。きちんとしたオステオパシー医の先生は、ふつうのお医者さんのような病理もよく勉強されていますし、人体解剖も実習したり、かなりハードすぎるカリキュラムを数年こなさないとなれないお仕事なのです。
そんなオステオパシー医の高垣先生ですが、あっさりと、のんびりと、穏やかな性格のスタイルそのままでさらりと施術が終わっていきますよ(笑)
生徒さんの中には「気持ちよくてうとうと寝てしまいました〜」という人もいました。
高垣先生には国際筋膜研究会という勉強の場でもお世話になっていますのと年齢もほぼ同じくらいで友達ぐるみで親しくさせていただいてますので、いつかブログに登場してもらおうかなーとひそかに思いながらメンテナンス行ってきました(^^)