コロナだけでなく天候による災害も年々発生している今、現代の心のよりどころは何なんだろう?と考えてしまいます。
三十代の私は大学卒業して就職する頃にリーマンショックが起きた世代です。
前年までの状況が変わる中で、同級生たちと「どうにかまだ動かせる駒を探そう」と、もがく日々でした。
私が社会人になる頃よりも、今の方が働き方の選択肢が増えているように感じます。
その流れはさらに増していくのでしょう。
親世代の思う「会社」のあり方と今は大きく変わったのだとしみじみ思います。
私も気づけばフリーランスで活動している期間の方が長くなりました。
個人で仕事をするにも、コロナがある時代のビジネスの起こし方はガラッと変わってしまいました。
急速な変化についていくことができるスキルが、今までにないスピード感で、おのおのに求められています。
私の周りのフリーランスの方々(あるいはそれに近い働き方をしている方)と話していると、どんな分野であれ、お互い痛みを共感します…。
経済的な問題ももちろん大切ですが、心のケアという点でも、なんらかのセーフティーネットを個人が保っていられるかでかなり左右されると思います。
特にフリーランスは個人で意思決定や企画や運営をするため、本人のメンタリティーがパフォーマンスに直結するといっても過言ではありません。
私自身も考えないといけないことはありますが、一人で抱えずにパートナーと相談しながら進められるので、ありがたいことです。
バレエ界やヨガ界は圧倒的にフリーランスが多数ですので、似たような状況の方は多いはず。
お互い頑張りましょうね。
ましてやフリーランスに限らず、会社員でも、学生でも、主婦でも、困っている人はたくさんいらっしゃると思います。(電車の中でもうなだれている小学生を見かけることもあります…)
私がこういうときに結局最後の心のよりどころになるのは「好きなことから得られる元気」です。
バレエやヨガもそうですし、それをやることだけでなく、どういう自分でありたいか?に行きつくと、落ち込んでいられないなと立ち上がる元気が湧いています。
とはいえ、心のケアは無自覚になりやすい分放置しすぎてしまうと大変なこともありますので、早めに少しずつ栄養を与えてあげましょう。
答えはすぐに見えないけれど、動き続けていくことをやめないように自分自身を整えていきたいと思います。