バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

心がモヤモヤする日も、見えないところで芽はふくらむ。

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春がいっそう待ち遠しい、コロナ禍の2021年3月を迎えました。

マスク生活もまだもうしばらくの辛抱になりそうですね。マスクをしている街の人々から「もう春が待ちきれない!」とばかりにあふれる心の動きが見えてくるかのようです。

心がモヤモヤする日があるかもしれません。

そんなとき、モヤモヤしている自分が嫌になったり、くよくよしてしまうことはありませんか?そのままでは、余計に心が弱ってしまうことになりかねません。必要なのは、エネルギーを蓄えること。

大自然の冬の森では、過酷な寒さと雪が積もる中で、たくさんの木々から冬芽を見つけることができます。暖かくなる春が来るのを待ちながら、硬くぎゅっと巻き付けられた冬芽はなんと美しいことでしょう。

木は静かに立っていますが、ひたすらに強い声で「生きる!!!」という、大地や空までも聞こえそうな意志が伝わってくるかのようです。

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結果を焦ってはいけない。待つときは心を落ち着けて待つ。まるで人間が瞑想をして静かに座るように。

そんな風に、大自然から「待つことの美学」を感じます。

わたしたちはひとたび頭で先行してしまうと、行動よりも結果を考えてしまいやすいものですが、見えないところではわたしたちの中に眠っている冬芽が刻一刻とふくらんでいるのです。

焦りすぎてしまうと、冬芽の存在にも気がつかないまま、早くにあきらめてしまったり、がっくりと落ち込んで不安定になってしまうこともあるかもしれません。

冬芽をふくらませているときは、静かに待つことを自分に認めてみましょう。

上手くいかないことがあっても、自分を責めすぎずに、調子が戻るのを待つのです。

待つ間に自分自身を傷つけないことです。

じゅうぶんにエネルギーが自分自身に満たされていくような時間を過ごしましょう。

そのあかつきには、自然と行動したくなる元気が湧いてくるはずです。

心がモヤモヤしている日は、穏やかな心で見守る太陽になった気持ちで、自分自身の木を見つめてみましょう。

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How beautiful winter buds are. They have huge vitality and strength waiting spring after a long winter in the forest. These trees are teaching us it’s important to wait for the time to come while you are making it through a trying time.